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<半月板損傷の痛みは、手術をしなくても改善する可能性があります>

半月板損傷になると膝が痛い、膝がはれる、膝をまっすぐ伸ばせない、正座やあぐらが痛くてできない・・・など日常生活やスポーツの練習にさまざまな支障が出てきます。

膝の痛みをかばって練習をしていると、腰や股関節など別のところが痛くなることもあり、どんどん悪循環になってしまいます。
さらに症状がひどくなると、夜寝ていて痛みで目を覚ますこともあります。

病院では、筋肉をつけることを勧められたり、ヒアルロンの注射を打ったり、シップを貼ったりすることが多いようです。

そして、最終的には手術を勧められることもあります。

あなたは、お医者さんに「半月板損傷の手術は簡単だから、心配はいらない」って勧められていませんか?

そして、「プロスポーツ選手も半月板損傷の手術をしているのだから、手術をやろうかな」と思っていませんか?

しかし、手術にはリスクがあります。

半月板を取り除いた場合、膝が不安定になり膝本来の動きができず、骨の破壊が起こってしまうこともあります。そもそも膝の痛みが改善しない方もいます。半月板を取り除くことで、「変形性膝関節症」という別の症状を起こしてしまう可能性も出てきてしまいます。

「でも、早く練習に復帰したいから、手術しかないんです。このままではどんどんチームメイトに置いていかれてしまいます。病院でもらった湿布や痛み止めを使っても全然よくなりません。早く手術をして痛みをとって、練習に戻りたいんです」というあなたの気持ちはよくわかります。

しかし、手術の決断をする前に、少しだけ時間をとって、この先を読み進めてください。

適切な対処をすれば、手術をしなくても、半月板損傷の痛みは改善していくことを、あなたに知ってほしいからです。
そもそも、手術をしなければいけないほど痛みが出てきたのは、治療方法が良くなかった可能性があります。

この先を読み進めていけば、半月板損傷の痛みは、適切な治療方法で早期に回復していくことがわかっていただけます。
(※このページでは半月板損傷の「痛み」の改善について説明をしていきます)

<半月板損傷とはどのような症状なのか?>

半月板損傷の症状は、

・ひざの内側、もしくは外側が痛む
・階段を上り下りする時に痛む
・正座ができない、しゃがみこめない
・ひざを完全に伸ばそうとすると痛む
・何か引っかかったような違和感を感じることがある
・ひざ周りが腫れる

などが挙げられます。

時には、「ロッキング」といって激しい痛みとともにまるでロック(鍵)がかかったように急にひざが動かなくなる症状が出ることがあります。初めて経験したときには、驚きと痛みでパニックを起こすほどといわれています。

ひざの痛みをかばいながら過ごしているうちに、腰や股関節など別のところまで痛くなることがあり、どんどん悪循環に陥ってしまいます。さらに症状がひどくなると、就寝中に痛みで目を覚ますこともあります。

<そもそも「半月板」とは?>

「半月板」とは、ひざの関節の内側と外側に1個ずつある三日月型の軟骨組織です。
厚さは4㎜位で、硬さは、少し硬めの消しゴムくらいです。

主に、ひざを安定させる役割と、ひざの関節にかかる衝撃を分散させるクッションの役割を担っています。

ひざの痛みで病院に行き、MRIを撮った結果、半月板に傷や裂け目が見つかると「半月板損傷」という診断がつきます。

<手術にはリスクがあることを知ってください>

病院では、湿布やマッサージといった方法で改善が見られない場合、最終的には手術を勧められます。手術は半月板の「切除」と「縫合」の二通りです。

切除は、損傷した半月板を全部、あるいは一部を取り除くものです。
縫合は、治癒が期待できるところを縫い合わせる手術療法です。

ここで問題なのは、“半月板”という生まれた時から備わっていた体の一部を取り除いてしまうことです。

半月板は関節を安定させることと、ひざの関節部分を動かす際にはクッションの役割を果たします。

半月板の一部、もしくは全部を切除してしまうことで、ひざ関節が不安定になり本来の動きができなくなったり、クッション性がなくなることで骨が破壊されてしまい、「変形性ひざ関節症」という別の症状を起こしてしまう可能性もあります。

半月板を取り除くことのない縫合手術でも、スポーに復帰して再び半月板を損傷してしまうことは少なくありません。また、手術の後遺症でしばらくの間、痛みが続くこともあります。

ですから、「半月板損傷は、手術すれば元通り痛みなく動けるようになる」という説明が病院でなされたとしたら、それは必ずしも正しいものではありません。

適切な対処をすれば、手術なしで半月板損傷の痛みは改善していく可能性があることを、これからお伝えしていきます。

<半月板損傷の痛みの原因とは?>

病院では、MRI画像に映る半月板の損傷そのものが痛みの根本原因と考え、半月板だけを何とかしようとします。もちろん、お医者さんはあなたを少しでも楽にしてあげたい気持ちで治療を行っていると思います。

しかし、これらの手術をして損傷部位を取り除いたり修復したりしても、痛みが改善しない方もいることから、「半月板の損傷とひざの痛みはイコールではない」と私たちは考えています。

まずは、半月板損傷の痛みの正しい原因を理解していきましょう。

例えば、スポーツをしているときなどに、半月板へ無理な力が入った状態でひざを曲げたり、ひざの捻りが加わることで損傷につながります。
一般的には内側の半月板を損傷する場合が多いとされています。

ひざが動かなくなる(ロッキング)、力が抜けてひざが折れてしまう(ギビングウェイ)、ひざを動かすときに音がする(クリック)、関節が腫れたり、ひざ関節の動きの制限、歩行困難、などが半月板損傷の症状です。

しかし、半月板は軟骨組織でほとんど神経が通っていないので、爪や髪の毛を切っても痛くないのと同じで、半月板そのものが痛みを感じるわけではありません。

実際に痛みを感じるのはひざ関節を取り囲む関節包・滑膜(口の中の粘膜のようなもの)というところです。

半月板は、ひざを深く曲げると、ひざの後ろに移動します。
逆にひざを伸ばしてくると前方に戻っていきます。
損傷した半月板はささくれのようになって動くときに関節包・滑膜を刺激して痛みになるのです。

このような状態になってしまったのは、ひざ関節の動きに関わる筋肉や筋膜、腱が硬くなってしまったからなのです。

これらの組織が、大腿骨(だいたいこつ)や脛骨(けいこつ)を通して、半月板に偏った圧力を加えることで、痛みになるのです。

半月板の損傷は痛みの「原因」ではなく、筋肉の柔軟性の低下や無理な動きをした「結果」です。

ですから、ひざ周りの筋肉が柔軟で、偏りなく動かすことができれば、ひざが痛むことはありません。

1ヶ月以上、現在の治療を行なっているのに改善していないなら治療方法が間違っている可能性があります。

もし、あなたが現在の治療を始めてから1か月以上経過していても、少し楽になった程度とか、痛みがあまり変わっていない、むしろひどくなっているというのであれば、行っている治療方法があなたには合っていない可能性が高いです。

なかさこ整骨院では来院された患者さんから詳細に今まで行なった治療方法を聞きます。

それらをまとめると、

(1) サポーター、テーピング、ギブス
(2) 干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院でおこなう電気治療)
(3) マッサージ、指圧
(4) 湿布、痛み止め、消炎鎮痛剤、注射
(6) アイシング(患部を冷やす)
(7) ストレッチ
(9) 太ももを鍛える筋トレ
(10)手術(医師から手術が必要だと言われても、痛みが回復する可能性は十分あります)

などが挙げられます。

これらの治療方法を否定している訳ではありません。しかし、今の治療方法で結果が出ていないのであれば、方法を変えてみる必要があると考えています。

<現在の治療方法で治らない理由>

これらは、病院や鍼灸院、接骨院で指導され、インターネットでも紹介されている、一般的な半月板損傷の改善方法です。あなたも行ったことがあるかもしれませんね。もし、これらの改善方法が有効であるならば、あなたはこんなに半月板損傷で苦しむことはないはずです。

なかさこ整骨院では、来院されたすべての患者さんから、これまでの治療歴をお聞きしています。その患者さんの多くは、上記の改善方法をいくつも試したけれど、一向に半月板損傷を改善できなかった方ばかりです。

筋肉を柔らかくするためにマッサージや指圧、病院や接骨院でおこなう電気治療、ストレッチをおこなって改善されていれば問題ありませんが、痛みを我慢しながら行うようなものは一時的に効いている気がしても、強い刺激で筋肉の組織が壊れてしまうこともあります。

すると体は、壊れた組織を回復する際に再び壊されることがないようにと、どんどん組織を強く硬くしてしまいます。ですから、痛みを我慢してマッサージやストレッチを繰り返してきた患者さんほど、筋肉の緊張がより強くなっており、慢性化して改善しづらくなっている傾向にあります。特に痛みのある状態の筋肉に対しての強いマッサージやストレッチはますますオススメできません。

筋肉を柔らかくしようと思ったら、筋肉の組織などを壊さないように、緊張が起きないように働きかけをして、柔軟にしていく必要があるのです。

そのため、原因は理解していても、その原因に対しての治療方法が間違っていると痛みが改善しないのです。

<半月板損傷の痛みを繰り返してしまう理由>

これまでになかさこ整骨院に来院された半月板損傷の患者さんの中には「痛みが治っても、運動を再開すると痛みが戻ってしまうんです。」と言われる方も多くいらっしゃいました。

これは、痛みを感じなくなっただけで、痛みを引き起こしてしまう要因が解消されていないことが考えられます。

これは半月板損傷に限らずですが、膝はいきなり痛くなるのものではなく、その方の動き方やクセ、競技、生活環境、休息やケアの方法などによって違いはでてきますが、これまでの習慣の中に痛みを引き起こしてしまう要因があったため起きる症状です。

ですから、痛くない=治ったというのは間違いです。

<手術なしで半月板損傷を改善するための3つの治療方法>

これまでお話してきたことを踏まえて、半月板損傷は正しい原因を理解して、その原因に対して適切な治療をして、再発が起きないような体作りができればきちんと改善します。

なかさこ整骨院では、半月板損傷に対して具体的には以下のような施術をおこなっていきます。

<①ひざ周辺の筋肉を柔軟にする>

ひざの痛みを起こしているのは、主に大腿骨や脛骨の周りにくっついている筋肉です。
まず、これらを柔軟にしていきます。
緊張している(硬くなっている)筋肉は強い刺激を与えるとさらに緊張が強くなってしまうので、痛くない(緊張が起きない)範囲で働きかけをして、柔軟にしていきます。

<②股関節周りや太ももの内側、外側、すね、ふくらはぎ、足首など体全体のつながりの筋肉も柔らかくする>

ひざの痛みは、ひざ周りの筋肉の硬さだけでなく、ひざを使う動きに関係する筋肉を柔らかくしていく必要があります。
特に、股関節周りや太ももの内側、外側、すね、ふくらはぎ、足首などその方の状態を見て必要な箇所に働きかけをしていきます。
治ったと思って再発してしまうのは、このような関連する筋肉に対しての治療がおろそかになっている可能性があります。

<③再発防止の方法やご自身でできるセルフケアを伝えます>

半月板損傷の痛みが軽減されてきたら、ご自身でできるセルフケアもお伝えしていきます。
ご自身でもセルフケアを行いながら、施術を受けることでより回復しやすくなります。

また、スポーツをされている方であれば、必要に応じて、復帰する際の練習環境、練習方法、姿勢なども、具体的にアドバイスしていきます。

体の柔軟性が取り戻されると筋肉が硬くなっていたことで起きていた動きの制限やクセなども修正されて、その人に合った本来の体の動きに戻っていくため、練習を休んでいたにもかかわらず、自己ベストが出たりパフォーマンスがアップする選手も少なくありません。
今まで使われていなかった筋肉がうまく使えるようになって、感覚がどんどん鋭くなっていくことで再発防止にもなります。

半月板損傷の痛みは手術をしなくても良くなる症状です
痛みがなかなか良くならいと「手術をするしかないのかも」と考えてしまう方は少なくありません。
でも、できれば、手術はしたくないと思います。
とにかく、今は不安な気持ちでいっぱいですよね。

でも、手術の決断だけは焦らないでください。
手術の前にできることがあります。

大丈夫です。一緒に良くしていきましょう。
まずは、1人で悩んでいないで相談してください。
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<腸脛靭帯炎の痛みがなかったらどんなチャレンジをしますか?>

走り始めると膝が痛くなってしまって思うように走れない
この痛みさえなければ
自分の目指す目標に向かう気持ちはあるのに体が先に悲鳴をあげてしまう

そんな状態ではないでしょうか?

走るたびに痛みを繰り返していると、走ったら痛くなってしまうイメージがついてしまって、全力で走ることへの自信もなくなってしまいます。

でも、大丈夫です。腸脛靱帯炎は必ず治る症状です。
もちろん、今はまだ本当に治るのか?という気持ちでいっぱいだと思います。

あなたは、腸脛靭帯炎の痛みがなかったらどんなチャレンジをしますか?

ぜひ、そのチャレンジは諦めないでください。
あなたがそのチャレンジをしたいと思い、行動をすればきっとできますよ。

なかさこ整骨院は、あなたが痛みを気にせずに躊躇なく、チャレンジできるようにお手伝いをします。

大丈夫です。腸脛靱帯炎は良くなりますよ。

<腸脛靭帯炎は、根本的な原因を解消すれば必ず良くなります>

あなたの腸脛靱帯炎が治っていない理由は、根本的な原因が解消されていないからです。
根本的な原因が解消されれば、どんな状態の腸脛靱帯炎でも改善していきます。

腸脛靱帯炎は、膝の外側に痛みがでる症状ですが、走った時・走った後に痛みが出たり、ある一定の距離まで走ると痛みが出る方もいます。

また、痛みが出ても休むとある程度良くなって、走り始めるとまた痛くなることを繰り返す症状でもあります。

病院や整形外科に行くと、腸脛靱帯炎の原因は、「使いすぎ」「オーバーワーク(練習などのやりすぎ)」と言われ、ランナーに多い怪我から、別名「ランナー膝・ランナーズニー」とも呼ばれます。

ですから、一般的な治療方法は、安静にして、アイシング、湿布、電気治療、マッサージ、ストレッチを行います。

しかし、これらをやっても腸脛靱帯炎が良くならないのは、腸脛靱帯炎の根本的な原因に働きかけができていないからです。

<腸脛靱帯炎の原因は、筋肉の硬さ>

もう少し、詳しく原因について説明していきます。

画像が腸脛靭帯炎で痛みが起きやすい場所です。

図の中の緑で囲んでいる部分(大腿骨外側上顆)と腸脛靭帯が使いすぎ(ひざの曲げ伸ばしのしすぎ)でこすれあうことで炎症が起きて痛くなる。というのが、一般的に言われている原因です。

しかし、本来、腸脛靭帯は骨とこすれあうようには出来ていません。

ある程度の柔軟性、弾力があるためこすれにくく、こすれても簡単には炎症は起きないようになっているはずです。

では、なぜ、擦れるようになってしまうのでしょうか?

太ももの外側の白くなっているところが「腸脛靭帯」という靭帯です。

この靭帯は上の方にたどっていくと「大腿筋膜張筋」や「おしりの筋肉」とつながっています。

この大腿筋膜張筋やおしりの筋肉が硬くなると、つながっている「腸脛靭帯」は硬くなった筋肉に引っ張り続けられて、ギターの弦のように張っていきます。

つまり、ギターの弦のように張っている状態でひざの曲げ伸ばしなどの動作をすると、骨とこすれやすくなり、痛みが起きるのです。

ですから、この腸脛靱帯を張らせている原因の筋肉の硬さを解消することができれば、痛みは改善されていきます。

<あなたが腸脛靭帯炎になった根本的な原因を見つけることが大切>

もしかしたら、ここまでのお話はインターネットや通っていた治療院の先生から聞いたかもしれません。

しかし、すでに筋肉を柔らかくするためにマッサージや電気治療、ストレッチはやっているけれど治っていないそんな状態ではないでしょうか?

それは、先ほど説明した原因とは別に、あなたの腸脛靱帯炎の痛みを引き起こしている原因があるからです。

例えば、良くランナーの方にあるのが足首・足の指の硬さが腸脛靱帯炎の痛みに繋がっているケースです。

私たちの足の裏には、3つのアーチがあり、そのアーチによって地面からの衝撃を吸収しています。

しかし、足首や足の指の筋肉が硬くなってしまうと、このアーチ機能が失われてしまい、アーチで衝撃が吸収できなくなります。

その吸収できなかった衝撃は、足首から上のふくらはぎやすね、太もも、お尻の筋肉に直接負荷がかかるようになります。
すると、筋肉が硬くなり、痛みに繋がります。

特に現代は、コンクリートの上の走ることが多いので足首や足の指は硬くなりやすいのです。しかし、ここをケアできているランナーの方は少ないです。

もちろん、足首だけではなく、人によって硬くなっている場所は違います。

<筋膜について>
筋膜とは筋肉を包んでいる膜のことで、このように全身繋がっています。
腸脛靱帯そのものがこの筋膜が集まった組織とも言われています。

ですから、このつながりの筋膜が硬くなれば、腸脛靱帯は影響を受けます。
このように全身の繋がりを見た上で治療をしていかないと痛みは改善されないのです。

ですから「腸脛靱帯炎」とひとくくりにして、一般的な腸脛靱帯炎の原因に当てはめて治療をするのではなく、なぜあなたの腸脛靱帯炎は起きているのか?をきちんと考えて治療をすることが大切です。

実際に問診や施術をしていく中でその方の膝の痛みを引き起こしている原因を探っていきます。

その原因がきちんと解消されれば、どんな状態の腸脛靱帯炎でも改善していきます。
原因がわかっていても治療方法が間違っていると治りません。

また、腸脛靱帯炎の痛みの原因がわかっても、その原因を解消するための治療方法が間違っていると腸脛靱帯炎は治りません。

なかさこ整骨院では、これまでに「どこに行っても良くならなかった腸脛靱帯炎の患者さん」を多く診てきました。

その患者さんからこれまでに行ってきた治療方法をお聞きすると

①サポーター
②干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院でおこなう電気治療)
③マッサージ、指圧
④湿布、痛み止め
⑤アイシング(患部を冷やす)
⑥ストレッチ

などが挙げられました。

この治療方法を否定しているわけではありません。しかし、もしこれらの治療方法を続けていても効果が出ていないのであれば、今後その治療を続けていっても腸脛靱帯炎が治るとは思えません。

実際に私たちが診ている患者さんの中には、電気治療・マッサージ・ストレッチなど刺激の強い治療を繰り返していることで、治りづらくなっていたり、逆に悪化している方は少なくありません。

実は、病院や整形外科では、レントゲンなどで異常が特になければ、膝の痛みが出ている場所によって診断名がつけられます。
そして、その診断名に対してどのように治療をしていくのか?が決まっています。
ですから、基本的にはどんな腸脛靱帯炎の方に対しても同じ流れで治療をおこなっていきます。

もちろん、それで良くなれば問題ないのですが、なかさこ整骨院には良くならなかった方が多く来られているのも事実です。

ですから、私は“症状”を診るのではなく、人を診ることを大切にしています。

例えば、同じランナーだとしても、その人の走り方や動きのクセ、走る距離も違います。

ストレス解消のために3キロ程度ジョギングをする方とマラソンに出場している方では同じランナーでも負担のかかり方や疲労する場所は変わってきます。

腸脛靱帯炎という症状は同じでも、その症状を引き起こしている人は違うのです。

一般的に言われていることをやってきて治らないのであれば一般的な腸脛靱帯炎の原因にそって治療をするのではなく、その人に向き合って治療をしていく必要があると考えています。

原因を探り、仮説と検証を繰り返して、その方と対話をしながら治療を進めていくことを大切にしています。上手くいけば正しい。上手く行っていないのであれば、何が治りを妨げているのか?などを一緒に考えていくことでどんな状態の腸脛靱帯炎でも改善することができます。

<チャレンジをし続ける人たちが最優先で取り組むこと>

長期的に結果を出し続けて、自分の目標に挑戦し続けている選手ほど多少の違和感であっても練習を調整して、無理をしないということです。

ウォーミングアップをする中で、自分の体の状態を見て、調子が悪かったら無理に練習にはいるのではなく、練習を休んででも体の調子を上げるためにケアに時間をかけていました。

メジャーリーグでプレーするイチロー選手も自分が打てなくなった時にまずやることは、自分の体を徹底的に整えることだそうです。

結果が出ない。自分の思うようにならないときは、焦ってしまったり、弱気になってしまいます。

その時に気持ちを強く保とうとか、フォームの見直しをするのではなく、自分の体の調子がどこか崩れているところがあるから思うように動かない。

だから最優先で体を整える。という考え方をするそうです。

怪我を繰り返してしまう人は、この休んで体を整えるこのへの優先順位が低い可能性があります。

ですから、走れない間に何かできることはないか?
少しでも体力を落とさない方法はないか?
と痛みがある範囲で練習をすることを考えるのではなく、この走れない間に徹底的に自分の体を整えて、最高の状態にしよう。と意識を切り替えることができたら、結果的に治りも早く、怪我をする前よりも良い状態になります。

中途半端はいい結果を生みません。
今後も長くチャレンジをし続けるためにも、体を整えることを最優先にして取り組んで見てください。きっとあなたが求めている結果に繋がりますよ。

<最後に>

あなたはまだ、チャレンジしきれていない未練が残っているはずです。
ですから、そのチャレンジに向かって、今何をすべきなのか?をもう一度考えてみましょう。

自分に挑み続け、そして、今の自分を超えていく。
そのための土台はあなた自身の体なのです。

安定しない土台は、積み上げれば積み上げるほど、不安定になって崩れてしまいます。

もしかしたら、今のタイミングで腸脛靱帯炎になってしまったのは、土台の体がしっかりと整っていない状態で積み上げたからかもしれません。

この機会に自分の体を整えて、安定した土台を作り、躊躇なく自分に挑み続けられるよう。チャレンジし続けられるようにしていきましょう。

大丈夫です。私も全力でそのサポートをしていきます。

まだまだ、先が見えないため不安もあると思います。
ですから、一人で悩まずに相談してくださいね。
一緒に頑張っていきましょう。
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ビタミンの中でも特殊なのがビタミンDです。

皆さんご存知の通り日光に当たることで紫外線を浴びて、皮膚でビタミンDを作ることができます。

皮膚で十分なビタミンDを作れるなら、食事から補給しなければならないビタミンDは実質ゼロです。

しかし、現代社会ではそうはいかないことと、地域差がどうしてもあります。

また、高齢者が外にあまりでなくなった場合などが問題になります。

あと、女性は日焼けを気にするので、紫外線をできる限り通さないようにお化粧で紫外線防止をしてしまっています。

また、冬になると寒いので皮膚の露出も極端に減ります。

地域によってどの程度違いがあるかということは、国立環境研究所のホームページにデータが載っています。

そのホームページから、各機関・組織のHP等に記載されているビタミンD生成に必要な日光照射時間を見ることができます。

日本の札幌、つくば、那覇における5.5 μgのビタミンDを生成するのに必要な、各地・各時刻での日光照射時間等が載っていますです。ちなみに露出範囲は両手の甲と顔です。

これを見ると、夏であれば露出も多くなるので5分もあれば十分だそうです。

しかし、冬の札幌では昼間でも76分かかります。
手袋もしないで真冬日であれば凍えてしまう時間です。

その点関東であれば20~30分程度なので、十分日光浴は可能。

那覇は冬でも昼間ならば7.5分と全く問題ないレベルです。

北海道や東北など雪の多い地域では、どうしても冬に外に出るのは億劫ですし、高齢者は足元が悪いので転んだりしないようにたくさんは歩かないかもしれません。

多くの人が車に乗って出かけたり、もちろん最小限の露出ですし、日光だけでビタミンDをというのは難しいでしょう。

できる限り日光に当たることを意識することは必要ですが、仕事で太陽の出ている時間は外に出られない人もいるでしょう。

ということは

やはり、食事からビタミンDが必要ですね。

魚ときのこに多く含まれます。

ビタミンD2はきのこなど植物に多く含まれます。
D3は動物、つまり魚に多く含まれます。

魚の摂取が大切だということです(^^)

一緒に良くしていきましょう。
まずは、1人で悩んでいないで相談してください。
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運動を行うことが健康に、そして老化を抑える効果があることはこれまでも言われてきましたが、その中でも特に効果がある運動は高強度インターバルトレーニング high intensity interval training (HIIT)であることが研究によって明らかにされました。

これは時間の短い非常に高強度の運動と、回復時間を交互に繰り返すトレーニングです。

キーワードは【 ミトコンドリア 】

ミトコンドリアは、エネルギーであるATPを作り出す細胞の中にある器官です。

ミトコンドリアがうまく機能しないとエネルギー不足に陥ります。
また、年齢と共にミトコンドリアの働きは低下していきます。

メイヨークリニックの研究で、18〜30歳、65〜80歳の男女を対象に、3ヵ月間の高強度インターバルトレーニング、筋力トレーニング、またはその2つの組み合わせをグループの人々を割り当てました。

彼らの細胞に対するこれらのトレーニングの影響を測定するために、前後に筋肉生検を行ったところ、高強度インターバルトレーニングは、細胞内のミトコンドリアが高齢ボランティアで69%、若年グループで49%のエネルギーを生成する能力を高めたのです。

さらに、高強度インターバルトレーニングは、肺、心臓、循環の健康増進にも寄与しました。

最大酸素摂取量は、若年群で28%、高齢群で17%増加しました。2つを組み合わせたトレーニングでは高齢者の酸素消費量を21%増加させましたが、筋力トレーニングのグループには変化はなかったのです。

筋力トレーニングでは筋肉の増大は認めますが、ミトコンドリアの機能や呼吸機能の改善は認めなかったようです。

筋肉が落ちている高齢者は2つを組み合わせたトレーニングの方が良いでしょう。

つまり、週に2~3日は高強度インターバル、他の週2~3日は筋力トレーニングです。

ただ、高齢者がいきなり高強度のトレーニングをすることはリスクもあるので、それぞれの体調や体力に合わせて少しずつ運動量を増やすようにしたほうが賢明ですよ。

動かない事は毒、動かない人間は老化・死に向かう可能性が高いということでしょう。

使わない機能はすぐに衰えるのですから。

糖質制限と運動で健康になりましょう。

動きたくもない
外に出たくもない
好きなものを食べたい

でも健康でいたいというのは虫が良すぎる話だと思います。

運動でいくらミトコンドリアを鍛えても、ミトコンドリア毒性のある食事や薬を飲んでいたのではあまり効果は期待できないと思いますが…

これからも、ずっと付き合っていく体です。

この先も痛み・不安を抱えたまま過ごすのは辛いと思います。

ですから、この機会に良くしていきましょう。
一人で悩まずに相談してくださいね。
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脚気って知ってますか?

よく子供のころに座った状態で足をぶらぶらさせ、膝の下あたりを何かでたたくと自然と足がピクンと動く(膝蓋腱反射)のをやったと思いますが、あれがピクンとしなくなると脚気です。

江戸時代は「江戸わずらい」と呼ばれ、白米ばかりを食べていたことによって脚気になっていました。

明治時代も陸軍兵士が白米ばかりを食べてどんどんやられていったそうです。

Wikipediaによると大正末期では年間2万5千人、昭和初期でも年間1~2万人が脚気で死んでいました。

その後どんどんと減っていきましたが、ジャンクフードの普及や高齢化社会でまた脚気の患者さんが増えているようです。

しかし、乳幼児が脚気になって、しかも死亡例があるなんて知りませんでした。

脚気は糖質過剰摂取でビタミンB1がどんどん消費されビタミンB1欠乏により起こる病気です。

主な症状は心不全と末梢神経障害です。

ではなぜ乳幼児がこの脚気になるかというと、親がスポーツドリンクを大量に飲ませてしまっているのが原因です。

多くの犠牲になった乳幼児は1日に1リットル以上飲まされていました。
多い子だと3リットル以上を毎日のように飲まされていたそうです。

テレビなどの宣伝で、「イオン飲料=体に良い」と騙されてしまっている親も多いのでしょう。

記事によると「乳幼児にイオン飲料を飲ませる理由」を調べた研究では、「病気の時に脱水症にならないため」が62%、「夏季に熱中症にならないため」が22%と、圧倒的多数が、脱水時の水分と電解質を補充する目的で与えていたようでした。

医師の中にも、子どもや高齢者に限らず、夏場や下痢を起こした後に手軽に手に入るイオン飲料(スポーツドリンク)の飲用を推奨する医師も少なくないと言います。

しかし、スポーツドリンクには大量の糖質が含まれています。

例えばポカリスエットには100mlあたり6.2gの炭水化物(糖質)が入っています。
1リットルでは62gです。(なぜか1リットル用のパウダーは糖質が72gと10gも多く糖質が入っています。)ポカリスエット1リットルを毎日飲むとビタミンB1が毎日0.1mg消費されていきます。

食事からのビタミンB1摂取が少ない場合、それが数週間数か月と続くと脚気になってしまいます。

小さな子、特に離乳食を食べている子に一度甘い飲み物を与えてしまうと、味付けの薄い離乳食を食べたがらなくなる子もいるそうです。

食事の代わりにさらにスポーツドリンクを与えるという悪循環に陥り、さらに飲む量が増えてしまうのでしょう。

ドリンクからの糖質量が増える一方で、まともな食事をしないためにビタミンB1はほとんど摂取しない状態となり、ビタミンB1はどんどん消費され、ついに脚気になってしまうのです。

100%のフルーツジュースなら多少ビタミンが残っている可能性はありますが、通常のジュースであっても、お菓子であっても同じことです。

栄養が無く、糖質だけの飲料や食品はビタミンB1を大量に消費していきます。

水分補給は水かお茶で十分です。
塩分が足りないのであれば塩を使えばいいのです。

私は現在スポーツ時のスポーツドリンクにも反対の考えです。
糖質はスポーツ時にも必要がないと思っているので、スポーツ時の発汗に対してもほとんどは水かお茶で十分だと思っています。

またはせめて「OS-1」にしましょう。

成人のアルコールの多飲からビタミンB1欠乏は有名ですが、最近は高齢者が食事量が減って、白米とおかずを少しだけという生活の中で、だんだんとビタミンB1欠乏を起こすこともあるようです。

白米ばかり食べていた江戸時代の大名の多くがかかり、昭和20年代まで国民病といわれた「脚気」。

豊かな食生活を送る現代人には無縁と思われているが、偏った食生活を背景にビタミンB1欠乏を来すケースは少なくないそうです。

まずは、1人で悩んでいないで相談してください。
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<腰椎分離症だからといって、挑戦することをやめないでください>

自分の子供が腰椎分離症と診断された…

お医者さんからは、半年間安静にするしかないと言われたが、もう一生、この子には思いっきりスポーツをさせてあげることはできないのだろうか…

そんな心配な気持ちでいっぱいではないでしょうか。

「骨が分離している。」と言われ、あまり聞き慣れないその言葉に、ますます不安になってしまうと思います。

でも、大丈夫です。
腰椎分離症は、きちんと治療をすれば、またスポーツに復帰して痛みなく、思いっきりプレーできるようになります。

そして今の時期に腰椎分離症になったこの経験は、決してマイナスなことではなく、きっとお子さんの将来に繋がる一つの分岐点にもなります。

腰椎分離症になってしまったから、できなかった。諦めなくてはいけなかった。

ではなく「あの時に腰椎分離症になったから今がある。今に繋がっている。」とこの先言えるように

私たち施術家は「今、お子さんにしてあげられる最善は何か?」を一緒に考えて、お手伝いさせていただきたいと考えています。

腰椎分離症を根本的に治して、より良い未来のために道を切り拓いていきましょう。

腰椎分離症の痛みの原因を解消しなければ、いくら安静にしていても良くなっていきません。

腰椎分離症と診断をされると、お医者さんからは「腰椎分離症は、治るまで半年かかるから安静にして、コルセットをして様子を見てください。」と言われる方が多いようです。

しかし、実際に半年間安静にしていても、スポーツを始めると痛みが出てきてしまう。
これは、痛みの原因が解消されていないからです。

また、中には「腰椎分離症は、治らないから痛みとうまく付き合って行くしかない」と言われる方もいらっしゃるようですが、決してそんなことはありません。

腰椎分離症には、痛みを起こしている原因があります。
その原因が解消されれば、腰椎分離症の痛みは改善していきます。
では、腰椎分離症の痛みの原因とは何でしょうか?次に解説していきます。

<腰椎分離症の”痛み”の原因は骨ではない>

腰椎分離症と診断をされ、レントゲンやMRI画像を見た方は「骨が分離しているから痛い」と思ってしまいがちです。

しかし、実は、分離していても痛みがない方もいます。
事実、あるプロバレエダンサーを調査したところ32%もの人に分離症が見つかったにも関わらず、その全員に腰の痛みがおきているわけではないという報告もあるのです。

つまり、分離しているから、痛いわけではないのです。

特に腰椎分離症の患者さんの多くは、

●腰を後ろに反らすと痛い
●前かがみになると痛い
●走ると痛い
●体をねじると痛い
●座り続けているとだんだん痛くなってくる
●立ち続けているとだんだん痛くなってくる

など、動作や長時間同じ体勢を続けていると痛みが起きたり、痛みが増える方がほとんどです。

もし、骨が分離していることが痛みの原因ならば、ずっと同じ痛みが続くはずです。

では、何が痛みの原因になっているのでしょうか。

それは、分離している骨の周辺の硬くなった筋肉です。

腰椎分離症は、筋肉が硬くなることで腰椎に負担がかかり、ついには骨が耐えきれずに疲労骨折(分離)を起こしてしまった状態です。

つまり、骨が分離してしまうほどその周辺の筋肉が硬くなり、一部にストレスがかかり続けているのです。

この硬くなった筋肉が、動作をした時にうまく伸び縮みせずに痛みに繋がったり、同じ姿勢をとり続けることで筋肉の緊張状態が強くなり痛みを引き起こすのです。

ですから、コルセットで安静にし続けても筋肉の柔軟性が取り戻されないと痛みは改善しないのです。

<あなたのお子さんの腰椎分離症の痛みの原因を見つけることが大切>

また、あなたのお子さんの腰の痛みを引き起こしている原因は、分離している周辺の筋肉だけではありません。

一口に腰椎分離症と言っても、そのお子さんによってやっているスポーツ、種目は違います。

それぞれのスポーツの動きによって負担がかかりやすい場所も違いますし、そのお子さんの動きのクセや体の柔軟性によっても負担がかかる、筋肉が硬くなる場所は変わってきます。

私たちもこれまでに多くの腰椎分離症患者さんの治療をしてきましたが、同じ腰椎分離症という診断をされていても、その子によって筋肉が硬くなっている場所、動きが悪くなっている部位は違うことを実際の現場で診てきました。

股関節の動きの悪さが痛みの取れない原因になっている子、太ももの後ろの筋肉の硬さ、足首の硬さが原因になっている子。

その子の痛みを引き起こしている原因を探すことが大切です。

ですから、私たちは問診や施術する中でその子の原因を特定して解消していきます。
お子さんの状態や原因についても親御さんと一緒に説明します。
原因がわかってくるとお子さん自身も自分から積極的に治すことに取り組めるようになります。

1ヶ月以上治療をしているのに痛みが軽減しないなら、治療方法が間違っている可能性があります。

また、いくら腰椎分離症の原因がわかっていても、その原因に対して行なっている治療方法が間違っていると効果はでません。

一般的に行われている腰椎分離症の治療方法としては、

(1)コルセット
(2)干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院でおこなう電気療法)
(3)マッサージ、指圧
(4)湿布、痛み止めの注射
(5)アイシング(患部を冷やす)
(6)ストレッチ
(7)リハビリ
(8)手術(筋肉を柔軟にすることで手術なしでも改善する可能性は十分にあります)

などが行われますが、これらの治療で良くなっていないとしたら、治療方法が原因を適切に解消できていない可能性があります。

実は病院では、腰椎分離症という“症状”に対しては、このような治療をする。
という方法や手順が決まっています。
ですから、どのような腰椎分離症の子に対しても基本的には同じ流れで治療をしていきます。

もちろん良くなれば問題ないのですが、それらの治療を行っても、なかなか良くならなかったという方がなかさこ整骨院に来られているのも事実です。

私たちが腰椎分離症の患者さんをみていて感じていることは、お子さんによって体の状態や痛みに関係している原因、場所が違うため、全員同じように治療していては腰椎分離症の原因は解消できないのです。

ですから、腰椎分離症という“症状”だけ見るのではく、そのお子さんを見ることが大切だと考えています。

どんなスポーツをやっていて、どんな性格の子で、どんな体つきをしているのかなど。
それは、症状は同じでも、その症状を引き起こしている人は違うからです。

腰椎分離症だから、このような治療をする。
という固定観念を一旦置いて、そのお子さんに向き合うこと。
それが、私が大切にしていることです。

症状名で決めつけるのではなく、そのお子さんの背景や状況をきちんとヒアリングして、実際の体の状況も見て、そのお子さんの原因を探すこと。

そして、腰椎分離症にはこのような治療をする。と決めつけないで、仮説と検証を繰り返します。

その子の原因を探りながら、仮説を立て、治療をして、痛みが減っていけば原因に対して適切にアプローチができていると判断し、痛みが変わらなければ、視点やアプローチの方法を変えながらその子の状態の変化に合わせて治療をしていきます。

<「腰椎分離症だから、仕方がない。」ということはない>

もしあなたが、腰椎分離症だから痛いのはしょうがない。
うまく付き合って行くしかない。
安静にするしかない。
と思っているのであれば、今できることがあることを知っていただきたいです。

<最後に>

「また、思いっきりスポーツをさせてあげたい。」
その一心で色々と調べて、このページにたどり着かれたのかもしれません。

お子さんの腰痛分離症は、きちんと治療をしてくことができれば、スポーツに復帰することはできます。

しかし、腰椎分離症は、これまでの習慣の積み重ねの結果で起きる症状です。
痛みだけを解消して、スポーツに復帰するのではまた、同じ腰の痛みや怪我を繰り返してしまう可能性があります。

ですから、この経験を生かして、これからは、まず、痛みを改善して、怪我をしにくい柔軟性のある体作りをして、怪我を未然に防ぐことができるケアの習慣を身につけることが大切だと考えています。

なかさこ整骨院に来院されていた患者さんの中には、腰椎分離症を改善した後、体のケアを今までよりもするようになったことで怪我をしにくくなり、活躍できるようになった選手もいます。

また、腰椎分離症になったことをきっかけに競技を変更して、その競技で活躍していった選手もいました。

お子さんにとって、ここが一つの分岐点です。

腰椎分離症になった。その事実は、変えることはできません。
親御さんにできることは、落ち込んでいるお子さんを励ますことでも、先の心配することでもなく、この出来事をどのように捉えれば、この先に活かせるのか?ということを一緒に考えてあげることだと思います。

もちろん、そのためのお手伝いを私たちもさせていただきます。
この機会をお子さんのより良い未来のために活かせるようにしていきましょう。

まだまだ、先が見えないため不安もあると思います。
ですから、一人で悩まずに私たちに相談してくださいね。一緒に頑張っていきましょう。
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糖質制限が運動、ダイエットに非常に有効だという研究を見つけましたのでご紹介します。

なんと、

糖質制限をすると最大脂肪燃焼率の平均が糖質制限をしていない人の2.3倍!

脂肪と糖質の割合も、これまでの古いデータでは半分半分のようなことが言われていましたが、糖質制限をしていると実際には脂肪が88%、糖質制限をしていない人では脂肪が56%、エネルギーとして使われるようです。

圧倒的に糖質制限者の方が有利なんですね。

グリコーゲンの枯渇なんて心配なしです。
(糖質制限しなくても通常では枯渇しないとは思いますが)

しかも、糖質制限をしていても実際には糖質制限をしていない人と変わらない筋肉のグリコーゲンを持っているし、運動後の筋肉のグリコーゲンの回復も糖質を摂っていないにも関わらず、糖質制限をしていない人と変わらない量を合成できるそうです。

人間の体は素晴らしいですね。

というか、本来は糖質をたっぷり摂れることが非日常だったわけで、糖質を摂らなくても、いざというときに使うグリコーゲンが最優先で筋肉に合成されるんだと思います。

もう、迷わず運動されている方も糖質制限ですね!

下の記事はリンクデダイエットのニュースからの抜粋です。

<糖質制限した持久的アスリートは驚くべき脂肪燃焼者になる!?>2015.11.27

最小限の炭水化物に制限した食事で、選手の健康と能力が改善されるという、米国オハイオ州立大学からの研究報告。

低炭水化物食の選手は、最大負荷運動時および長時間運動時に高炭水化物食の選手に比べ、2倍の脂肪を燃焼したという。

本研究は、低炭水化物食を習慣とする一流選手を初めて調べたものである。
50キロ(31マイル)以上を走る競技の一流持久走者 (21~45歳) 20人が参加した。

「最大脂肪燃焼とトレッドミルを3時間実施したときの脂肪燃焼量が、低炭水化物食の選手は、高炭水化物食の選手よりも大幅に高かった」とジェフ・ヴォレク教授は述べている。
「これは、スポーツ栄養のパラダイムシフトである。炭水化物中心だったここ40年間を再検討する必要がある。」

低炭水化物食の選手10人は炭水化物10%、たんぱく質19%、脂肪70%の食事をした。
高炭水化物食の選手10人は炭水化物59%、たんぱく質14%、脂肪25%の割合で、炭水化物から半分以上のカロリーを得た。

選手は、他の点(選手のレベル、年齢、能力、トレーニング歴、最大酸素容量)では類似していた。

炭水化物燃焼率、脂肪燃焼率を求めるため選手の最大酸素摂取量を決めるのに、繰り返しガス交換量を測定した。
最大脂肪燃焼率の平均値について、低炭水化物食の選手(毎分1.5g)は、高炭水化物食の選手(毎分0.67g)よりも2.3倍高かった。

ヴォレク教授は、身体能力と回復を強化する食事に興味を持ち、肥満と糖尿病との関連において、低炭水化物食の効果、特にケト原性食を研究してきた。

ケト原性食は、燃料の主な供給源が貯蔵脂肪になるように、炭水化物を少なくした食事である。

炭水化物を減らして脂肪摂取量を増やすと、脂肪はケトンに変換される。

ケトンは、体全体で使われる分子であり、特に脳ではグルコースの代わりに使われる。

完全にケトン食に順応するため、少なくとも6か月間(平均は20か月)、炭水化物を制限していた低炭水化物食の選手のみ対象とした。

「目標は、標準化運動負荷試験での代謝反応を特徴づけることであった」とヴォレク教授は述べている。
「長期的に低炭水化物食にして、脂肪に順応してきた選手を調査するのは、今回が初めてである。」

2日間で、短時間の高負荷トレーニングでの最大脂肪燃焼、長時間運動時の代謝特性を測定した。

初日は、トレッドミルで走り、最大酸素摂取量と最大脂肪燃焼率を測定した。
2日目は、最大酸素摂取量(VO2max)の64%の状態にして3時間トレッドミルで走った。

試験中、水は飲んだが、栄養は摂取しなかった。
実行前に、それぞれ低炭水化物栄養または高炭水化物栄養を約340キロカロリーのシェイクで摂取した。

持久走中に、2グループは、酸素消費量、自覚的運動強度、消費カロリーに有意差はなかった。

しかし、長時間運動時の脂肪燃焼率は、低炭水化物グループが高炭水化物グループの約2倍で、運動中の脂肪の平均寄与度は、低炭水化物グループで88%、高炭水化物グループで56%だった。
「低炭水化物食の作用は、遺伝やトレーニングを超えるものだ」とヴォレク教授は語っている。

「高炭水化物食の選手は、従来の基準では『素晴らしい脂肪燃焼者』であったが、脂肪燃焼の程度は、最大でも低炭水化物食の選手の半分以下である。
これまでは、人間の脂肪燃焼を過小評価してきたということなのである。炭水化物が制限されているときにのみ利用できる大きな余力があるのにもかかわらず。」

炭水化物の摂取量が低いにもかかわらず、脂肪を燃焼している選手の筋グリコーゲン(安静時の炭水化物の貯蔵形態)は、通常レベルであることも今回発見した。
長時間走る間、高炭水化物食の選手と比べて、ほぼ同じレベルのグリコーゲンを分解し、回復時に、同じ筋グリコーゲン量を合成したという。

筋グリコーゲンは、激しい運動時のエネルギーをサポートする重要なエネルギー源であることが、1960年代に発見された。
これは、高炭水化物食を重視されていたここ数十年に導かれたことである。
だが、食事で炭水化物が制限されていても、グリコーゲンレベルをサポートするシステムがあるのだ。

「”脂肪つまりケト適応”は遺伝コードにはあっても、炭水化物中心の従来の”健康”食がこの代替の代謝系が働かないようにしていたのである」とヴォレク教授は述べています。

一緒に良くしていきましょう。
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<ジャンパー膝の原因、治療方法から今すぐできるケア方法まで>

あなたは様々な治療院に通って治療をしているにも関わらず、一向に治らないジャンパー膝にどうして良いかわからない状態ではないでしょうか?

実は、ジャンパー膝は原因に対して適切な対処ができれば、早期に回復する症状です。

この事実を知らずに、ジャンパー膝のために思うように練習ができなかったり、試合に出られなかったり、自信をなくしてしまったり、スポーツをあきらめてしまったりするのは、とても辛いことです。

もし、ジャンパー膝を改善したいなら、あきらめないでください。
必ず良くなる方法はあります。

これからこの記事でなぜジャンパー膝が今まで治らなかったのか、ジャンパー膝の原因、ジャンパー膝の正しい治療方法、今すぐできるケア方法などジャンパー膝を完治するために必要なことをまとめました。

<ジャンパー膝とはどのような症状なのか>

ジャンパー膝は、膝を曲げ伸ばしする度に膝のお皿の上や下が痛みます。
膝のお皿の周りを押すと痛む場合もあります。
バスケットボールやバレーボールなどでジャンプを繰り返したり、サッカーなどでボールを蹴ったり、ダッシュを繰り返したりするスポーツをする方に多い症状です。

ジャンパー膝は、一般的には、使いすぎが原因だと説明され、痛みと付き合いながら運動量を調節して様子を見ていく方が多いのですが、だんだんひどくなっていく方が多い症状です。

ジャンパー膝は、なぜ治らないのでしょうか?
なぜ、同じチームで同じ運動をしているのにジャンパー膝になる人とならない人がいるのでしょうか?

もし、現在あなたのジャンパー膝がなかなか改善していないとしたら、それには大きく分けて3つの理由があります。
正しい原因と治療方法を知り、膝の痛みなない毎日を取り戻しましょう!

<ジャンパー膝が治らない理由①原因に対する認識の間違い>

まずは、ジャンパー膝の正しい原因を理解していきましょう。

ジャンパー膝の痛みが起きる場所は、「膝蓋靭帯」と言います。ここに負荷がかかり小さな断裂を起こす事で痛みが起きます。

この膝蓋靭帯に小さな断裂が起きる理由は太ももの前の筋肉の硬さにあります。

膝蓋靭帯は、太ももの前の筋肉とつながっています。
なのでダッシュしたり、ジャンプしたりなど、膝を曲げ伸ばしする度に、膝蓋靭帯を太ももの筋肉が引っ張ります。
その引っ張りに耐えきれなくなってしまい痛みが起きるのです。

これが、ひどくなると腱が完全に切れてしまう「膝蓋腱断裂」が起きることもあります。
簡単に言ってしまうとジャンパー膝は太ももの前の筋肉が、膝蓋靭帯にくり返し引っぱり(負荷)を加える事で、筋肉が炎症を起こし痛みが起きます。

つまり、ジャンパー膝になる方は、膝蓋靭帯が小さな断裂を起こすくらいに、太ももの前の筋肉が硬く緊張しているのです。
ジャンパー膝の痛みの原因はこの硬くなった筋肉にあります。

ジャンパー膝に似ている症状として、成長期に膝下が痛んだり、ひざ下の骨が出っ張ってきたりするオスグッドという症状があります。
以前オスグッドだった方が、ジャンパー膝になることもよくあります。

これは、成長期にある小・中学生の膝には、成長軟骨があり、膝蓋靭帯が炎症を起こす前によりデリケートな成長軟骨がダメージを受けるので先にオスグッドになってしまうのです。

ですから、ジャンパー膝は、骨の成長が一段落した高校生、大学生以上の方に多く見られます。

ただ、オスグッドもジャンパー膝も太ももの前の筋肉が硬くなって起こるという点は同じなのです。

ジャンパー膝は、一般的には、使いすぎと説明され、痛みと付き合いながら、運動量を控え様子を見ていくことが多いのですが、膝蓋靭帯を引っ張っている筋肉を柔らかくしなければ、痛みが取りきれない、運動すると痛みが出てきてしまう場合がありますから、痛む場所だけではなく、その筋肉の状態を診て治療する必要があります。

<太ももの前の筋肉だけを柔らかくするだけではジャンパー膝は完治できない>

多くの病院や治療院では、「太ももの前の筋肉を柔らかくすればジャンパー膝が良くなるという一般的な認識」にとらわれていて、筋肉をマッサージしたり、ストレッチしたりという指導をします。

実は、この認識が間違いなのです。
認識がそもそも間違っていますから、その枠を超えたアプローチはできません。
ですから、ジャンパー膝は、完全によくならないのです。

確かに軽度のジャンパー膝ならば、改善していく可能性もありますが、そのような治療を受けてきた方のほとんどは「最初よりはちょっと良くなったけれど、完全には治りきらなかった」と言われます。

では、ジャンパー膝を完全に治すためには、どのようなアプローチが必要なのでしょうか?
それは大きく分けると次のとおり二つあります。順に見ていきましょう。

<①連動する筋肉にもアプローチが必要>

私たちが肘や膝を曲げる時は、曲げる方向側の筋肉が縮むのですが、その筋肉と反対側の筋肉(拮抗筋といいます)がブレーキをかけ調節しながら伸びることで、関節は思ったとおりのスピードや強さで “曲がる”のです。
このように肘を曲げる動作一つとっても複数の筋肉が連動して動いています。

ですから、ジャンパー膝の場合も、拮抗筋(太ももの裏の筋肉)の動きをスムーズにするアプローチが必要になります。

具体的には、筋肉は柔らかいとよく動くので、太ももの裏の筋肉を柔らかくする必要があります。
さらに、連動する筋肉である、お尻や、太ももの外側、内側、ふくらはぎ、足首などにも、筋肉を柔らかくするアプローチをしていく必要があります。

<②膝のお皿の裏にもアプローチが必要>
二つめのアプローチです。これもとても大切です。

膝のお皿をずらして、その裏を探った時に見つかる圧痛点(押して痛むところ)への施術が必要となります。筋肉を全般的に緩めるだけでもそれなりの効果はありますが、ここに痛みがある場合、その痛みを解消しておかないと走るのは大丈夫でも思い切りジャンプなどをすると痛みが戻ることがあります。

そして、これらのアプローチは適切に行う必要があります。
具体的には次でお話ししていきます。

<ジャンパー膝が治らない理由②原因に対する治療方法の間違い>

もし、あなたが今の治療をはじめてから1か月以上経ったのに少し楽になったぐらいとか、痛みがあまり変わっていない、むしろひどくなっているならば、その治療が間違っている可能性が高いです。

なかさこ整骨院では来院された患者さんから今までの治療方法を詳しく聞きます。

その治療方法をまとめると、

(1)サポーター
(2)干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院でおこなう電気治療)
(3)マッサージ、指圧
(4)湿布、痛み止め
(6)アイシング(患部を冷やす)
(7)ストレッチ

などが挙げられます。

これらの治療方法を否定している訳ではありませんが、もし結果が出ていないなら、その治療方法を変える必要があると考えています。

<現在おこなっている治療で治らない理由>

上記の治療は、病院や鍼灸院、接骨院で行われたり、指導されたり、インターネットでも紹介されている、ジャンパー膝治療の一般的な方法です。
もし、これらの治療法が有効であなたも行ったことがあるならば、すでにあなたはジャンパー膝で苦しんではいないはずです。

なかさこ整骨院に来られる患者さんの多くは、上記の治療を行ってもジャンパー膝がよくならなかった方がほとんどです。その理由を次に述べていきます。

<①サポーターやテーピング>
これらをすることで、本来は痛くてできないはずの動きができてしまいます。
かえって患部に強い負担を与えてしまい、結果的に症状を悪化させます。
試合に出たい、練習をしたいという目先の目標のためにテーピングやサポーターをしてプレーし体を痛め、本当に勝負をかける時に痛みで欠場したり、パフォーマンスが落ちてしまったり、選手生命が閉ざされてしまったりしたのでは、元も子もありません。

<②アイシングや湿布、痛み止め>
痛みを和らげる「応急措置」としては有効な場合がありますが、痛みを抑えて運動をする目的で使うのはよくありません。筋肉が硬くなり余計に痛めてしまいます。また、冷えや、湿布の薬の成分などで、患部の血流が悪くなることがあるので治るのが遅れます。

<③痛みを我慢しながら行うマッサージやストレッチ、電気治療>
一時的に筋肉が柔らかくなるため、よくなった気がすることがありますが、強い刺激で筋肉の組織が壊れるため、すでに痛んでいる組織にさらに損傷を与える可能性があります。
すると体は、壊れた組織を回復する際、再び壊されることがないようにと、どんどん組織を強く硬くしてしまいます。

ですから、痛みを我慢してマッサージやストレッチなどを繰り返してきた患者さんほど、筋肉が硬くなり、慢性化して治りづらくなる傾向にあります。

特に痛みのある状態の筋肉に対しての強いマッサージやストレッチなどはなおさらオススメできません。
筋肉を柔らかくしようと思ったら、筋肉の組織などを壊さないように痛んでいる体に緊張が起きないようにやさしく働きかけをしていく必要があります。

<ジャンパー膝が治らない理由③「痛くない=治った」の間違い>

これには理由があります。

ジャンパー膝が治ったわけではなく、痛みを感じなくなっただけでジャンパー膝を引き起こしてしまう要因が解消されていないことが考えられます。

ジャンパー膝は、いきなり痛くなるのものではなく、その子の動き方やクセ、やっている競技、練習環境などによって違いはでてきますが、これまでの習慣の中でジャンパー膝を引き起こしてしまう要因があったため起きる症状です。
その習慣が残っている限り、ふたたび痛みが出てくる可能性が高まります。

ですから、痛くない=治ったというのは間違いです。

では、その習慣とは何でしょうか?

なかさこ整骨院が多くのジャンパー膝患者さんを見てきた中で、共通する一例を紹介します。

ジャンパー膝の方の多くは、背中が丸くなり、お尻が下がってしまうような姿勢をしているのが特徴で、骨盤後傾の状態です。

そのような状態で動くと、太ももの筋肉は硬くなりやすく、結果的に痛みにつながってしまいます。

実際にやってみるとわかりますが、太ももの前の筋肉を手で掴んだまま骨盤を後傾するとものすごく筋肉が硬くなります。
これは、ジャンパー膝に限らず、膝を痛めてしまう方に多い特徴です。

また、このような姿勢のまま、ケアを十分にできていなかったり、体に違和感や疲労が残っている状態で練習を続けたりすると、さらに体は硬くなり、何度もジャンパー膝を繰り返してしまうのです。

このような状態では、どれだけ筋肉が柔らかくなったとしても継続して動くと痛みが戻ってしまいます。

ですから、なかさこ整骨院では、その方の体の状態や姿勢を見た上、筋肉を硬くする要因を改善するアドバイスもしています。
このような望ましくない習慣の見直しと、セルフケアを行ないながら練習に復帰していくことが再発を防ぐためには大切なのです。

<ジャンパー膝を改善するための3つの治療方法>

ジャンパー膝は、正しい原因を理解し、その原因に対して適切な治療をして再発しないような体作りをすれば早期に改善します。

なかさこ整骨院では、ジャンパー膝に対して、具体的に以下のような施術をおこないます。

<①太ももの前の筋肉を柔軟にする>

ジャンパー膝の痛みを起こしている膝蓋靭帯を引っ張っている筋肉を柔軟にしていきます。
緊張している(硬くなっている)筋肉は強い刺激を与えるとさらに緊張が強くなってしまうので、痛くない(緊張が起きない)範囲で働きかけをして、柔軟にしていきます。

<②太ももの裏、背中、ふくらはぎ、足首など体全体のつながりの筋肉も柔らかくする。膝のお皿の裏の圧痛を解消する>

ジャンパー膝は、太ももの前の筋肉の硬さだけでなく、膝を使う動きに関係する筋肉を柔らかくする必要があります。
ですから、太ももの裏、背中、ふくらはぎ、足首などその方の状態を見て必要な箇所に働きかけをしていきます。

また、膝のお皿をずらして、その裏にある圧痛点(押して痛むところ)をミリ単位の精度で探っていきます。
微妙に指をずらしたり、角度を変えたりしながらアプローチするとともに、そこに負担をかけている全ての筋肉も緩めていきます。
治ったと思って再発してしまうのは、このような治療がおろそかになっている可能性があります。

<③復帰の方法やご自身でできるセルフケアを伝えます>

ジャンパー膝の痛みが軽減されてきたら、ご自身でできるセルフケアもお伝えします。
セルフケアを行いながら、施術を受けることでより回復しやすくなります。

また復帰の段階では、必要に応じて練習環境、練習方法、姿勢なども具体的にアドバイスします。
体の柔軟性が取り戻されると筋肉が硬くなっていたことで起きていた動きの制限やクセなども修正されて、その人に合った本来の体の動きに戻っていくため、練習を休んでいたにもかかわらず、自己ベストが出たりパフォーマンスがアップしたりする選手も少なくありません。

<ジャンパー膝の改善を妨げる要因>

それ以外にも、指導者の方、先生方のジャンパー膝やスポーツ障害への理解不足が治りを妨げている場合が少なくありません。

この子はやる気がない。
代わりはいくらでもいる。
もっと努力しているやる気のある子にチャンスを与えよう。
スポーツをしている限り、多少のケガはつきものだ。
ガマンしながらでも練習をしないと本当に望む結果は得られない。
下半身の筋肉が足りないからケガをするんだ。
もっと筋トレや走りこみをして鍛えなさい。

これらはジャンパー膝の真相を知らないことによる全くの誤解です。

本当にジャンパー膝で苦しんでいる選手たちは決してやる気がないわけではありませんし、痛みをガマンした練習はその場しのぎであって、長い目で見るとパフォーマンスアップにつながりません。

また本来なら一番の理解者であるはずのご両親までもが…

練習をサボりたいから言っているんじゃないか。
根性が足りない。そんなことじゃ試合で勝てないぞ。

と考えておられたり、本人までもが、

練習を休んだらレギュラーになれない。
試合に出たいから黙っていよう。
どうせ痛みを訴えても、誰も理解してくれないからガマンして練習していよう。

と考えて、痛みをガマンしながら練習するようになると痛みを慢性化させてしまい、残念ながらジャンパー膝の早期回復はのぞめなくなってしまいます。

しかも、痛みをかばう動作を繰り返すうちに、それがクセになってしまうとパフォーマンスが著しく落ちて、いくら練習をしても上達しない三流選手になることになります
。これは目先の試合に出ることだけを考えてしまう選手本人には考えが及ばないことで、本来なら周りの大人がブレーキをかけてあげる必要があります。

一流の指導者ほど長期的な視点を持っており、選手の可能性をつぶさないようにとケガを治すことに専念させます。
幸いなことに、子どもたちのことを一番に考えておられる心ある指導者の方々は、ジャンパー膝を正しく理解するために選手と一緒に勉強にこられる場合もあります。

<保護者の方へ>
すごく心配だと思います…
突然の膝の痛み、長年の膝の痛みは、本人にとっても、お父さん、お母さんにとってもすごく心配だと思います。
目に見える外傷があるわけではないので、なかなか他人に痛みを理解してもらえないこともストレスになるでしょう。

痛みをがまんしつづけると全身の筋肉が硬くなり、体がゆがんでしまうだけではなく、痛みをかばった動き方が身についてしまいます。

そうなってしまうと、痛みだけではなく、痛みをかばいつづけることで身についてしまった望ましくないフォームまで修正していかねばなりません。

だからこそ、ジャンパー膝は早期に治さないといけません。
早ければ早いほうが回復までの時間もかかりません。

大丈夫です。一緒に良くしていきましょう。
まずは、1人で悩んでいないで相談してください。
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<手根管症候群が治ったら何をしてあげたいですか?>

手の痺れや痛みで今まで当たり前にやっていたことがだんだんできなくなってきた。
仕事も家事もできないことを手伝ってもらっていると職場の人や家族に迷惑をかけてしまうのが本当に申し訳ない。

そんな状態ではないでしょうか?

本当は、色々なことをやってあげたい。

その気持ちはあるのに手が痺れて、痛くて思うようにできないことがもどかしい。
そんなお気持ちだと思います。

でも、大丈夫です。手根管症候群は、きちんと治療をすれば治すことができる症状です。

「でも、病院で言われたことをやっていたけれど、治らなくて、あまりに治らないなら最終的には手術をするしかないと言われました。」と言われる方もいらっしゃいます。

しかし、手根管症候群は、手術をしなくても治る可能性が十分にあります。

ですから、手術を決断するのはまだ、待ってください。

手の痺れや痛みを気にすることなく、あなたがやってあげたいことを十分にして、あなたの大切な人の笑顔を守ることができるようにお手伝いします。

<手根管症候群は、原因が解消されれば手術をしなくても改善できます<>

あなたは、生まれた時から手の痺れがあるわけではないと思います。
ですから、必ず手根管症候群になった、手の痺れが起きてしまった原因があります。
その原因が解消されれば、あなたの手根管症候群は改善されていきます。

しかし、病院や整形外科で、神経伝導速度検査などをして、手根管症候群と診断をされた患者さんの多くは、手根管症候群の原因は使いすぎ、または原因不明と言われます。

なぜなら、〇〇症候群という名前は、現代医療では原因がよく分からない症状に対して付けられる症状名だからです。

ですから、原因が良くわかっていないため、治療方法は安静や固定をしながらビタミン剤や痛み止めの薬で様子を見て、治らなければ、注射や手術を勧められます。

しかし、実際は手術をしても良くならない方がいるもの事実です。

手根管症候群は、原因がはっきりとわかっていないため、治療方法が曖昧になっているのが現状なのです。

では、改善ができないのか?というとそうではありません。

実際になかさこ整骨院には、どこに行っても良くならなかった手根管症候群の患者さんが来られますが、アドバイスを聞き、ご自身でも治すための環境を作って治療に取り組んだ方は、手術をせずに手根管症候群を改善されています。

では、ここから私たちが、実際に多くの手根管症候群の患者さんを診てきた中で、私たちが考えている手根管症候群の原因についてお話ししていきます。

原因がわかるとなぜ、手術をしなくても手根管症候群が改善できるのか?がわかります。

<手根管症候群とは、どんな状態なのか?>

手根管症候群は、指先にしびれを感じたり、親指から中指と薬指の親指側半分、または手のひら全体にしびれ感じることが特徴です。

症状がひどくなると、感覚がなくなってきたり、親指の付け根が痩せてくる方もいらっしゃいます。

朝起きると手のこわばりが強く、ペンや箸が持ちにくくなるので生活にも支障が出てきます。

このような手の痺れが起きる手根管症候群は「何かしらの形で神経障害・圧迫が起きている状態」です。

正座をイメージするとわかりやすいですが、正座を長時間していると、だんだん足が痺れてきますよね。

それが、神経が圧迫されて痺れている状態です。

つまり、手に繋がる神経のどこかが圧迫されている“結果”が手根管症候群なのです。

神経圧迫の原因になっているのは、筋肉の硬さ!!!

では、何が手の神経を圧迫しているのでしょうか?

私たちの手の指が動くときには、指だけで動いているのではなく、腕の筋肉が硬くなることによって指の腱を引っ張り、指が動くようになっています。

指に繋がる腱は、手首の中の狭いスペース(手根管)の中に正中神経と一緒に通っています。

そして、様々な要因によって腕の筋肉が硬くなってしまうと、腱を引っ張り続ける状態になり、この状態が長く続くことによって腱が太くなってしまったり、むくんでしまいます。

すると、太くなった腱はこの狭いスペースの中で正中神経を圧迫するようになり、痛みや痺れが現れるようになるのです。

つまり、手根管の中で神経圧迫を起こしているのは太くなった腱です。

さらに、その腱が太くなってしまうのは、硬くなった筋肉が引っ張っているからです。

この硬くなった筋肉を柔らかくして、腱にかかる引っ張りをなくせば、腱の太さは正常に戻って、神経圧迫がなくなるので、手根管症候群は改善されます。

<手根管症候群の手術をおこなっても痺れが改善しない理由>

もしかしたら、ここまでのお話はインターネットや通っていた治療院の先生から聞いたかもしれません。

しかし、すでに手の筋肉を柔らかくするようなマッサージや電気治療、ストレッチはやっているけれど治っていない状態の方もいらっしゃると思います。

また、手根管症候群の手術を勧められ、色々と調べた方ならわかると思いますが「手術をして良くなった」と言う方と「手術をしたけれど痺れは変わらない」と言う方がいます。

手根管症候群の手術は、手根管というトンネルの一部である横手根靭帯を完全に切断してトンネル内の圧力を軽減させることです。ですから、これまでに説明した手根管の中で起きている神経圧迫は解消されるはずです。

しかし、これらをおこなっても改善しないのは、手の痺れを引き起こしているのは、手根管の中で起きている神経圧迫だけではないからです。どういうことでしょうか?
次に説明していきます。

<あなたが手根管症候群になってしまった根本原因を見つけることが大切>

手に繋がる神経は、首から手まで繋がっています。

つまり、首から手までの神経の通り道のどこかで神経圧迫が起きていると、手の痺れが起きてしまいます。
この神経の繋がりを診ていかなければ、手だけをどんなに治療しても、手術をしても手根管症候群は改善しないのです。

神経は筋肉の中を通っています。

ですから、この首から手までの筋肉が硬くなって神経を圧迫している箇所を見つけ、筋肉を柔らかくして神経圧迫を解消することができれば、手根管症候群は根本的に改善することができます。

また、手根管症候群になる大半の方は女性ですが、人によって疲労する筋肉が硬くなる箇所は違います。

例えば、

美容師、花屋さん、はさみを長時間使うことで、手のひらや手首、肘などに負担がかかります。

子育てや介護など力を使うような生活をされている方は、腕や胸、背中の筋肉が硬くなっていきます。

さらには、魚屋さん、お肉屋さんなど冷えた環境でお仕事をする方は冷えることによって筋肉が硬くなりやすくなります。

主婦の方も掃除や洗い物で手を冷やすことが多いですよね。

このように、手根管症候群を起こしている原因の筋肉の硬さは、人によって硬くなっている箇所も違えば、その方の生活環境が関係している可能性もあるのです。

この原因をきちんと特定して、治療をしていかなければ指や腕の周りだけ治療をしていてもなかなか治りません。

ですから「手根管症候群」とひとくくりにして、一般的な原因に当てはめたり、原因が曖昧なままで治療をするのではなく、なぜあなたの手根管症候群は起きているのか?を見つけることが大切です。

私たちは、実際に問診や施術をしていく中でその方の手の痺れを引き起こしている原因を探っていきます。その原因がきちんと解消されれば、手根管症候群はきちんと改善していきます。

治療方法を間違えると、手根管症候群が治らないばかりか悪化させてしまう可能性もあります。

また、手根管症候群は原因がある程度特定できたとしても、治療方法が間違っているとなかなか治らないどころか、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。

FMT整体では、これまでにどこに行っても良くならなかった手根管症候群の患者さんや「もう手術しかない」と言われた患者さんを多く診てきました。

その患者さんからこれまでに行ってきた治療方法をお聞きすると、

①アイシング、湿布
②消炎鎮痛剤、リリカ、メチコバール
③ステロイド注射・ブロック注射
④電気・超音波・レーザー治療
⑤ストレッチ
⑥マッサージ
⑦グーパー体操
⑧手術(医師から手術が必要と言われても、回復の可能性は十分にあります)

などが挙げられました。

もしこれらの治療方法を続けていても効果が出ていないのであれば、今後その治療を続けていっても手の痺れが治るとは思えません。

特に手の痺れがあるときに、注射や電気治療・マッサージ・ストレッチ・グーパー体操などの筋肉に対して強い刺激の治療を行なっていることで治りづらくなっていたり、かえって、悪化させてしまっている患者さんも多く診てきました。

実は、病院や整形外科では、手根管症候群という症状に対してどのように治療をしていくのか?が決まっています。
ですから、基本的にはどんな手根管症候群に対しても同じ流れで治療をおこなっていきます。

もちろん、それで良くなれば問題ないのですが、なかさこ整骨院には良くならなかった方が多く来られているのも事実です。

ですから、私たちは“症状”を診るのではなく、人を診ることを大切にしています。

人によって、生活環境も違えばやっている仕事や趣味も違います。
手根管症候群は、いきなり発症するものではなく、あなたのこれまでの生活習慣の積み重ねの結果が手の痺れや痛みに繋がっています。

私たちは、一般的に言われていることをやってきて治らないのであれば一般的に考えられている手根管症候群の原因にそって治療をするのではなく、その人に向き合って治療をしていく必要があると考えています。

原因を探り、仮説と検証を繰り返して、その方と対話をしながら治療を進めていくことを大切にしています。

上手くいけば正しい。上手く行っていないのであれば、何が治りを妨げているのか?
などを一緒に考えていくことで今まで良くならなかった手根管症候群でも改善することができると考えています。

<症状名に原因不明と表記されている手根管症候群>

記事内の原因のところにも記載しましたが、〇〇症候群は原因がはっきりしないものにつく名称です。世の中にはさまざまな病名があって、例えば、指定難病にも「症候群」という名称が多く使われています。

現代でもそれだけ分かっていないものが多いということです。

さて、手根管症候群はどうでしょうか?最終的に「手根管」に異常がみられると判断されれば手根管症候群という診断がされます。なかさこ整骨院にもそういった患者さんが多く来院されます。

ほとんどの患者さんが注射で様子をみて治らなければ手術の宣告をされている状態です。
私が診ていた患者さんの中には検査もせずに診断、手術を告げられた患者さんもいらっしゃいました。

なぜ、原因がわからないのに治療ができるのだろうか。
切ってしまって良いのだろうか、本当に解決になるのだろうか。
私自身、医療に関わるようになってからずっと疑問でした。
きっとお医者さんも同じ疑問を持っている先生方もいらっしゃると思います。
ただ、それに対処する術がない。

でも患者さんには治すことを求められる。そうなれば、症状を軽減するだけの対症療法となってしまうのも仕方がないのかもしれません。

しかし、考えてみてください。痛くなる、しびれる前の状態があったはずです。
生活している中で生まれた痛みや違和感であれば、必ず何かしらの原因があるはずです。

ですから、「治らない」「わからない」といわれたとしても諦めてしまわずに、あなたの痛みの原因を一緒に考えてくださるところにしっかりと治すためのエネルギーを使ってみてください。きっと良くなります。

<最後に>

あなたは、いつも自分以外の誰かのためを思って色々なことをやってあげたいと思っている方だと思います。

でも、手が痛くて思うようにできない。それは、とてももどかしことだと思います。

手根管症候群になる方は、頑張り屋さんの方が多いです。

でも、今回、あなたが手根管症候群になってしまったのは、誰かにために頑張ってきた分、自分の体にはあまり意識を向けてこなかったからなのかもしれません。

だからこそ、今は、誰かのためにではなく、自分のために時間使ってください。

あなたが「大切な人にはいつも笑顔でいてほしい」と思うように、あなたの周りの人は「あなたにいつも笑顔でいてほしい」と思っているはずです。

あなたが元気でいることが、あなたの周りの人に元気を与えるのだと思います。

ですから、あなたの周りの人のためにも今は自分のために時間を使って、しっかり手根管症候群を治してから、大切な人の笑顔を守ってあげてください。

あなたは、手根管症候群が治ったら何をしてあげたいですか?

その思いを忘れずに手根管症候群を良くしていきましょう。
大丈夫です。全力でサポートをしていきます。

まだまだ、先が見えないため不安もあると思います。
ですから、一人で悩まずに私たちに相談してくださいね。
一緒に頑張っていきましょう。
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ちょっと古い記事ですが、運動時に糖質が必要かどうかを考える際に、非常に面白いデータがあるのでご紹介します。

こうやって記事を読むと本当に脳とのだましあいで、どっちが勝つかでパフォーマンスが決まると思ってしまいます。

脳は自分であって自分ではない不思議な臓器なんですね。
脳をコントロールしてパフォーマンスアップ、ダイエット成功を目指しましょう。

<スポーツ飲料:「口に含むだけで」効果がある理由>

スポーツ飲料はスポーツ選手のパフォーマンスを向上させるが、実際には飲みこまず、口に含んですすぐだけでも効果があることが実験でわかった。その理由は。

2011.7.27 WED WIRED

ゲータレードはスポーツ飲料の草分けで、世界シェアも1位。
1965年に、フロリダ大学のアメリカン・フットボール・チーム『フロリダ・ゲーターズ』(Florida Gators)のために、同大学の医学・生理学者ロバート・ケード博士によって開発された。大量の糖分を含んでおり、日常生活においてこうした飲料を飲料水代わりに多量に摂取すると、急性の糖尿病に陥る危険性もある。

しかし、こうしたスポーツ飲料は、実際にパフォーマンスを向上させるらしい。
そして興味深いことに、飲みこまず、口に含むだけでも、パフォーマンスが向上するようなのだ。

英バーミンガム大学の研究チームが2009年に行った優れた実験を紹介しよう。
実験では、経験を積んだ自転車競技選手8名に、実験室で一連のタイム・トライアルを行わせた。
実験の条件はふたつあり、一方の条件では、選手は[タイム・トライアル中に何度か]糖分を含んだスポーツ飲料で口をすすぎ、10秒後に吐き出した。もう一方の条件では、人工甘味料を使ったダイエット飲料で口をすすいだ
いずれの飲料も味はほぼ同じだったが、うち一方のみがカロリーを含んでいた。

その結果、本物の糖で口をすすいだ選手のほうが、サッカリンで口をすすいだ選手に比べて、タイム・トライアルのパフォーマンスは有意に優れていた。
この差は最終トライアルにおいて特に顕著にみられ、カロリーを含む飲料で口をすすいだトライアルにおいて発揮されたパフォーマンスのレベルは、終始一貫してサッカリンのそれを3~7%上回っていた。

追加して行われたいくつかの実験によると、飲料を実際に飲むより、口をすすいだだけのほうがパフォーマンスが上がるということもわかった。
エネルギーを体内に注入するより、エネルギーを味わうほうが効果的だったのだ。

[スポーツ中に大量の糖分を摂取すると、インシュリンが大量消費され、肝心な際にエネルギー生産が行われない現象が発生する。このため運動の最中に急激かつ大量に甘いスポーツドリンクを飲むことは逆効果とされている]

糖分入り飲料での口すすぎがもたらした奇妙な効果のメカニズムを解明するため、実験を行った神経科学者チームは次に、選手たちを脳スキャナーにかけた状態で、本物の糖分またはサッカリンを含む飲料を口に含ませた。

すると、選手たち自身はふたつの飲料をはっきり区別することができなかったにもかかわらず、脳の報酬にかかわる領域(側坐核や眼窩前頭皮質など)は、本物の糖分を含む飲料を口に含んだときのほうが、活動量がはるかに増大していることがわかった。

研究チームによるとこれは、人間の口腔内に備わっている炭水化物受容体が、食物の味覚とは無関係に、ただちに反応するためだという。
炭水化物の存在をほんのわずかでも感知すると、これらの受容体はただちにその感覚を脳に伝達し、これからカロリーを含んだおいしいものが口に入ってくると予告する。

つまり、実際に飲み込まなくても、糖分を感じるだけで、われわれは幸せになるのだ。

この実験結果からふたつのことが言えます。

ひとつは、スポーツ飲料は金のムダということ!

もしパフォーマンスを上げたいならば、おいしい味のする飲料で口をすすげばいい!

サイクリストたちのパフォーマンスを向上させたのは、脳の報酬系の活性化なのだから。

もうひとつは、努力と苦痛について

一般に私たちは、多大な努力は多大な苦痛を伴うものと考える。
だからこそ、最も努力しているアスリートを最も真剣に取り組んでいるアスリートとみなす。

しかし、サイクリストたちによる実験結果は、(糖分を含む飲料で口をすすいだ結果として、)一瞬ではあるが快感を得られたために、彼らの持久力が向上したことを示している。

快感が苦痛を消し去り、選手の脚に溜まった乳酸[疲労物質]の燃焼を助けたわけです。

快感のレベルが努力のレベルをどのように調節しているのかは不明だが、研究チームはこれに関して、「身体の疲労」は「快感の消滅」として捉えられるという「中枢制御モデル」(Central Governor Model)の概念を支持している。

つまり、脳の報酬系の活動が低下すると、われわれはもうそれ以上、努力を続けられない状態にあると気づくということだ。

そうなると、身体活動を楽しむ代わりに、あらゆる苦痛が意識されるようになり、われわれはギブアップしてしまう。

今度、運動するときは青いゲータレードは飲まないで、おいしいアイスクリームで口をすすいでもいいんのでは(^^)

一緒に良くしていきましょう。
まずは、1人で悩んでいないで私に相談してください。
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