INFORMATION TITLE体が作れない?必須アミノ酸とは?⑨個にまとめてみました!
三大栄養素と言われているたんぱく質。
たんぱく質はホルモンや体づくりをサポートしてくれます。20種類のアミノ酸で構成されていています。20種類のうち11種類は体のなかで合成することができます。残りの9種類は”必須アミノ酸”と言って、体にとっては必要だけれど、体の中で合成ができないので、食事で補うものになります。この9種類のアミノ酸はどんな性格で、どんなことをしてくれるのか、今回はお話ししていこうと思います。
9種類の必須アミノ酸について
アミノ酸の塊である、たんぱく質の仕事をおさらいします。
・ホルモン分泌を活発にしてくれるサポーター
・爪、髪、皮膚などのすべてがたんぱく質でできている。
・体の20パーセントがたんぱく質で体づくりに大きく関わっています。
これらには必須アミノ酸が必要です。ですが、私たちの体では生成することができません。食事で補って、妊活中にどんなことをもたらしてくれるのか、してくれるのかお話しします。
①イソロイシン
筋肉の疲労やキズを回復させてくれる働きがあります。おもに体づくりで活躍してくれる必須アミノ酸で、動物性たんぱく質に多く含まれます。
②トリプトファン
トリプトファンは神経伝達物質【セロトニン】の材料になります。セロトニンは心のバランスを整えてくれるのがお仕事です。妊活中の不安定な気持ちを安定させてくれます。動物性たんぱく質に多く含まれます
③トレオニン(スレオニン)
肌や、髪の毛を美しく生成してくれる働きがあります。美容と関わりがふかいですね♬ほとんどが動物性たんぱく質に多く含まれます。
④バリン
筋肉を強化したり、疲労回復効果があります。そして 血液中の窒素のバランスを調整する効果があります。バリンも主に体づくりに働きかけてくれます。動物性たんぱく質に多く含まれますが、植物性たんぱく質では大豆に多く含まれています。
⑤ヒスチジン
ヒスチジンは、子供の頃は体内で作ることができません。でも大人になると作れるようになる。というちょっと不思議なアミノ酸です。ヘモグロビンや赤血球の生産に携わるので、不足すると貧血になったりします。動物性たんぱく質に多く含まれています。
⑥フェニルアラニン
フェニルアラニンは神経伝達物質【ノルアドレナリン】【ドーパミン】の材料になります。不安な気持ちを安定させてくれるホルモンです。肌を作る物質の材料になります。動物性たんぱく質に多く含まれていて、植物性だと大豆に含まれています。
⑦メチオニン
体内でたんぱく質を作る時に、必要になる必須アミノ酸です。メチオニンは、体内でタンパク質を作るときに、まず必要になる必須アミノ酸です。また、脂肪を燃焼させエネルギーに変えるときにも必要となり、ダイエットの味方な必須アミノ酸です。そしてお酒が好きな方には朗報!体の毒素を抜いてくれるので、肝臓の機能を向上させる働きがありますよ!動物性のたんぱく質に多く含まれています
⑧リジン
リジンも肝臓の機能の強化に一役買っています。リジンは健康な体づくりのサポーターです。脂肪をエネルギーに変えてくれます。『リジン』は植物性たんぱく質にはあまり含まれていないので、動物性たんぱく質で不足分を補ってください。
⑨ロイシン
ロイシンは筋肉疲労回復、筋肉を作ったり保持するのに働きかけてくれる必須アミノ酸です。そしてインスリンの分泌が促されるので体づくりのサポートをしてくれます。動物性たんぱく質に多く含まれています。植物性たんぱく質の必要性必須アミノ酸は動物性のたんぱく質に多く含まれています。そして体も早く吸収してくれます。じゃあ動物性だけでいいじゃん!と思うかもしれませんが、動物性のたんぱく質を必要以上に摂りすぎると、コレステロール値が上がってしまうので、動脈硬化の引き金になりえます。植物性たんぱく質をとって足りない分は動物性で賄うようにたんぱく質は接種してあげましょう。