INFORMATION TITLE【体幹と肝臓の関係性は姿勢を見れば分かります】
今日は「姿勢から分かる体幹と内臓との関係性」について、
具体的な例を上げて分かりやすく説明していきます。
私は普段、身体の状態をチェックしながら運動しています。
そんな中、ついつい目に入ってしまうのが、スタイルがいいキレイな女性です。笑
職業柄、キレイな姿勢をみるとついつい見てしまうのという事です(^.^)笑
先日も、走っている女性の後ろ姿が素敵で、ついつい目がいってしまいました。
少しの間見とれていると、ある事に気づいてしまいました。
姿勢も一般的にスラッーとしていて、
全体のバランスは一見とれているように見えるのですが、
「首の左への横ブレが大きいな」と、
ここで整体師としての姿勢・動作分析のスイッチが入ってしまいました。
「首の動揺」について、姿勢や動作から分かった身体の問題点を解説していきます。
観察するときのポイントは、
・ 一番動いている部分
・ 一番動いてない部分
・ その2点の関係性
です。
一番動いているのは、首の左への横ブレ。
一番動いてない部分は、背骨の右側が特に固まっていて、右の胸郭の動きがないという事でした。
TL(筋反射を用いたOリングテスト)を使うと、
右の胸郭にある「肝臓」が固まっていることが分かりました。
この関係性を考えると、
肝臓が固まって右の胸郭の動きがないために、動作時の右側腹部の安定性が悪くなっている。
その結果、右に重心が乗せにくくなり、首が左へ横ブレしているのではないか?
と仮説を立てました。
ここから、経絡(ツボとツボのつながり)の視点も加えます。
肝臓の経絡は、右母趾から股関節内側を通っています。
肝臓が固まった結果、肝臓の経絡の流れが悪くなり、
右股関節内転筋に力が入りづらくなって、右脚に体重が乗ってこないとも考えられます。
ですので、この方に肝臓の動きを良くする徒手療法を行うと、
・ 右腹部に力が戻る。
・ 肝臓の経絡が整い、右母趾から右下肢への力の伝達が上手くいく。
・ 右側腹部と右下肢が安定することによって、右下肢に体重が乗り、頭部の左への過剰な傾きも軽減する。
と、考えました。
実際に、肝臓が一番の原因で体幹の右側が不安定になったり、
右下肢に体重が乗らなくなることがあります。
その結果、首など一見関係のなさそうな所に痛みが出る方は多くいます。
他にも、肝臓が疲れている方の特徴をいくつか挙げておきますので、
ご自身の参考にして下さい。
・ おでこがやや前に凸で出ている。
・ 頭痛や目が疲れやすい。
・ 交感神経優位で身体の疲れが抜けづらい。
・ イライラしやすい、
・ 大腿内側の力が抜けやすい。
・ 外反母趾になりやすい。
・ 胸郭の横の広がりが少なく、身体を横に倒しづらい。
などがあります。
もっと詳しく「姿勢から分かる体幹と内臓との関係性」について知りたい方は、
なかさこ整骨院までお越しください。
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