INFORMATION TITLE年齢だけが卵子を老化させるわけではない
妊活をするとき、30代にも差し掛かろうとし始めれば女性は誰でも年齢を気にしますよね。でも、なんで30代になったら妊娠しにくいのか考えたことはありますか?もちろん年齢を重ねれば、老化はします。子宮も10代の頃と比べたらもちろん変わります。ですが30代でも全く問題もなく妊娠-出産をしている人はたくさんいます。卵子は加齢の他にも影響していることがあります。
卵子の老化
卵子は日々老化します。卵子の老化と聞くとなかなか恐ろしいですが誰にでもあるごく自然なことなので、何かの病気の症状のようなものとは違います。
排卵日は1周期に1回しかありませんが月に約1000個、卵子は失われていきます。
この1000個の卵子たちは、一人前の卵子になる前の卵子で原子卵胞といいます。原子卵胞の中でいい卵子になりそうな20個くらいを卵子として育てていきます。身体の中のことなので自覚症状自体はないですが、例えばここで、ストレスになるようなことがおきるとします。そうすると私たちの身体の中で活性酸素が発生します。この活性酸素は、アルコールや喫煙でも発生します。活性酸素は卵子を傷つけるので、長年のストレス、喫煙やアルコールの多量摂取によりダメージが積み重なり老化につかがります。
せっかくの排卵日に良質な卵子が出来上がっていないと、受精しても子宮内膜までつく体力が持たなかったりします。いろんなことが積み重なって”妊娠しにくい”とか”不妊症かもしれない”と不安要素になります。この不安要素は大きな焦りやストレスになり悪循環になります。ストレスは妊活の全てを邪魔してきます。
防止することはできないのか?
老化を止めることも卵子の数を増やすことも無理です。ですが食生活や、生活習慣で老化のスピードをゆっくりゆっくりペースにしてあげることはできます。
防止策としては、
①早寝早起き(規則正しい生活)
②適度な運動
③添加物の少ない(無添加が理想ですが)
が理想的でしょう。教科書に書いてあるような理想的な生活です。でも普通に考えてみて、今からそれをやるとなると新たなストレスになるような気も・・・少なくとも私はストレスがたまってしまいそうです。
コツは全部を一気にやろうとせず、1つ1つ変えていって下さい。お酒は適度ならリラックス効果がありますし少し控えてみる。すぐには禁煙できなくても1日1本ずつでも本数を減らす。これだけでも立派な成長です。
今から非の打ち所のない規律の整った生活はなかなか難しいです。できることだけでいいのでラフに取り組んでみてはどうでしょうか?
卵子は老化するものなので、食い止めるためには!卵子の節約!と必死になるよりは、今の私で一番質のいい卵子を作るために、どうしたらいのかな?と考えながら改善していくのが、自分の身体と向き合っている妊活だと思います。
そうすれば毎月、毎月、どんどん卵子は良くなっていきますので、少しづつ変わっていく自分を楽しみながら妊活頑張って欲しいです。