INFORMATION TITLE足がつる ~こむら返り~
よく夜寝ている時に足がつる”こむら返り”は、成人の3割の人で月に1回以上は起こっているそうです。
足がつる原因は主にミネラル不足、疲労、冷えなどがあげられます。しかし、足のつりは人によっておこる場所も時間も様々です。
単なる”足のつれ”なら痛いだけですみますが、こむら返りの中には命にかかわる危険な病気の前兆である場合があるので注意が必要です。
脚を切断したり、脳卒中や心筋梗塞の前触れだったりすることがあるのです。
「危険なこむら返りとは?」
それは『閉塞性動脈硬化症』という病気によって起こる「こむら返り」です。
『閉塞性動脈硬化症』は現在700万人の患者がいるそうで、脳卒中や心筋梗塞にも繋がる怖い病気なので、この病気のこむら返りは命に関わる場合があります。
『閉塞性動脈硬化症』は、下腹部の奥あたりで両脚に別れる太い動脈が硬化して詰り、下肢に血液が流れにくくなる病気で、最悪は切断になることもあります。
そういう状態が脳で起これば脳卒中、心臓なら心筋梗塞になります。
『閉塞性動脈硬化症』の症状は、片方の足がつる(痛む)、歩くと(100メートルとか比較的短い距離で)足が痛くなったりつったりするが、休むとまた歩けるようになる、というものが多いです。
血液の流れが悪くなっているので、足に触れば冷たいし、内股、内くるぶし、足の甲などの動脈の脈も健康な方に比べ弱いか、触れないでしょう。
この『閉塞性動脈硬化症』かどうかを見分ける簡単な方法として、仰向けに寝て両脚を斜め45度くらいに上げ(支えてもらってよい)、そのまま足首を曲げたり伸ばしたりを何度か繰り返します。
そうして、どちらかの足が蒼白になれば、そちら側の動脈硬化が疑われるということになります。
病院での治療法は、手術で詰った血管のバイパスを作るのが通常らしいですが、最近は手術なしで治す方法が行われているそうです。
それは、「1分あるいて3分休む散歩」です。これを1日に10回、週に3回行うと、早い人では3週間で詰った動脈の近くに新たな血管ができるということです。8~9割の人に新しい血管ができます。
今年の夏も暑くなりそうですね。
●手術はしたくない方
●外へ出て歩くのが億劫な方
●運動が苦手な方は当院にお越し下さい。
施術+セイフプレーンを使った受動的運動療法で新しい血管を作って健康な体を作りましょう。
なかさこ整骨院 中迫拓也