INFORMATION TITLE【腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)/ランナー膝】
【腸脛靭帯炎】
(患者様談)
先日、ここ最近おサボりしていたランニングをしました。
予定は、25キロ。
結果は、敢え無く惨敗・・・15キロ地点で膝の痛みにより、電車で帰路に着く始末・・・
右膝の外側が・・・
腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)と呼ばれる靭帯がひざの骨にくっつく付近で、
痛みが出るものを【腸脛靭帯炎】(ちょうけいじんたいえん)と呼ぶんです。
【ランナー膝】なんて呼ばれる事もありますね。
腸脛靭帯は、腸骨という骨盤の骨から脛骨といわれる、“すね”の骨に伸びる
『筋肉 兼 靭帯』
という、なんとも複雑なヤツです。
最初は大腿筋膜張筋なんです。この筋肉も、なかなかの曲者でして、
筋肉なの?筋膜なの?靭帯なの?
それが、だんだんと靭帯へ移行してくるんですね。
しかも、大殿筋というおしりにある大きな筋肉も一緒になって
そんな、筋肉パーティー状態なこの靭帯(^^)
まるで、出世魚みたいな
出世筋肉とでもいいましょうか。
紹介でだいぶ紆余曲折しましたが・・・
この、腸脛靭帯が主な原因でおこる、【ランナー膝】【腸脛靭帯炎】
一般的には、『おしりの筋肉や太ももの外側をよ~くストレッチしておいて~』
で、簡易的な物は良くなっていくと思います。
が、しかし、この腸脛靭帯炎・・・甘く見ると、危ないヤツです。
この『腸脛靭帯』を痛めてくる方は割と多いです。
まとめると
✅大腿筋膜張筋のつながりであること
✅大殿筋との関連があること
✅構造物として大きいこと(2つの関節をまたいでいる)
という、特徴ある腸脛靭帯ですので、
生活上でも運動でも色々な負担がかかってくるのです。
ストレッチとしては
こんなのやら、いろいろバリエーションはありますが、
お尻の筋肉やら太ももの外側を伸ばしておくことが大切です。
予防としては、痛くなった段階では、
この筋肉の硬さだけをゆるめていってもなかなか改善しずらいです。
これは、自分の経験としてですが
特に膝の痛みというのは、膝が悪くないのに膝が痛いことがよくあるんです。
膝関節は、とても柔軟かつ繊細に、周りに気を配ってるガンバリ屋さん。
ですので、膝が痛いけど、膝が悪いって決めつけないであげてくださいね。
ということで、膝の痛みで、来院していただいた時には、
痛い動作+荷重位(体重をかけている状態)+非荷重位(体重をかけていない状態)
を、まずチェックします。
状態にもよるんでしょうが、
体重をかけなければ、曲げ伸ばしに問題ないって方が多いんです。
こんな時には、
『あ、これ、膝は悪くないですよ』
っと、ついこのフレーズが出てしまうんですが、
膝が痛いのに、膝が悪くない!??・・・
皆さん、疑問の眼差しで見られる訳ですね。
詳しく伝えるとすると、
体重をかけていない今の状態では、
膝の関節に関しては、十分関節の運動ができていますので、
膝関節には問題ありません。
問題は体重をかけたときに、どの様に膝に体重がかかってくるか
ということになります。
あなたがどの状況で、どんな時にいたくなるのか?
改善するにはどうしたらいいのか?
一緒に考え、改善していきましょう(^^)
筋肉・骨格といった身体を支える構造体の問題なのか?
筋肉や骨格に影響を及ぼす、神経や内臓の問題なのか?
もしくは、自分でも気が付いていない、動作の癖や習慣によるものなのか、
そして、癖や習慣は、動作だけでなく、感情や思考にも傾向があり、
それらが体に影響を及ぼすこともあります。
こういったものを一つ一つ紐解いていくことで、
必ず解決の糸口が開けるようになっていきます。
膝のことで、お悩みの方、お力になれる事があると思います!
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