INFORMATION TITLE【コレステロールは悪じゃない! 細胞膜のコーディネーター★】

同じ人物でも、置かれる立場、周囲の環境によって立ち位置が変わるように
「コレステロール」という脂質もまた、「いる場所によって存在意義が変わります」

ほとんどの方が、コレステロールといえば、
健康診断で悪者扱いされるイメージをもっているかも知れませんが

ハッキリ言って、それは誤解です‼

では、

コレステロールとは何なのか?
何のために体にあるのか?

解説していきます(^^)

【コレステロールは細胞膜のコーディネーター】

コレステロールは、体内でも作られる生命維持のために必要な成分の一つです。

コレステロールの大事な働きは以下のようなことです。

✅細胞膜の構成成分
✅ホルモンの原料
✅胆汁酸の原料

一つずつ見ていきましょう。

【✅細胞膜の構成成分】

人間の体は細胞からできていますが、
コレステロールは細胞膜の構成成分として体中に存在しているのです。

細胞膜は、細胞内にウィルスなどの有害物質が進入してくるのを防ぎ、
細胞内の物質が細胞外に出てしまうのを防ぎます。
コレステロールは、強い細胞膜を作るために必要な要素なのです。
コレステロールが不足すると、細胞膜が弱まり、免疫力が低下してしまいます。

✅ホルモンの原料

コレステロールは性ホルモンや副腎皮質ホルモンの原料となっています。

性ホルモンは性機能に関与し、
副腎皮質ホルモンは炎症抑制やたんぱく質代謝、糖質代謝に関与しています。
副腎皮質ホルモンが不足すると、疲れやすくなったり、食欲が低下したりします。

✅胆汁酸の原料

胆汁酸はコレステロールから合成され、脂肪の消化・吸収に関与しています。

胆汁酸は肝臓で合成され、脂肪の分解に関与し、再び肝臓で吸収されます。
一度働いた胆汁酸は、肝臓に戻って、再び胆汁酸として働いているのです。
コレステロールは繰返し働いているので、
コレステロールを多量に摂取する必要はなく、
摂取しすぎると使い切れずに余ってしまいます。

【どうしてコレステロールは体に悪いの!?】

コレステロールは生命維持に欠かせない役割を果たしていますが、悪者とされています。
コレステロールは過剰になると血管や血流への悪影響もあるのです。

<血液をドロドロにするコレステロール>
コレステロールは中性脂肪と同様に脂質なので、水に溶けません。
しかし、水に溶けないコレステロールが、血液中に存在しています。

なぜなのでしょう?

それは、コレステロールは
「リポタンパク」という水に溶けやすい物質に姿を変えているからなのです。

コレステロールは、水溶性になって血液に溶け、
体のすみずみまで運ばれるようになっているのです。

コレステロールは、中性脂肪とともに血液をドロドロの状態にしてしまいます。

「血液サラサラ」という言葉をよく耳にしまうが、
コレステロールが多く溶けた血液は、サラサラと流れる健康な血液とは逆で、
余分な脂質が溶けて流れの悪いドロドロの状態です。

コレステロールは血管を狭くしてしまうので、血管を詰まらせる原因にもなります。
コレステロールが悪者とされているのは、過剰摂取によって
ドロドロ血液となり血管を詰まらせる原因になるためなのです。

【認知症・アルツハイマーとコレステロールの関係】

コレステロールは脳の健康づくりにおいて、とても大切な働きをしています。
脳の神経細胞の細胞膜と受容体の主要な材料になる為、
コレステロールの摂取量が減ってくると細菌膜でさまざまな不都合が起こりやすくなります。

認知症にかかった人の脳内では、
認知症特有の病変が見られるようになりますが、
実は、コレステロールには、この病変が現れてくるのを
抑えてくれる働きがあるということです。

アルツハイマーの人の脳内には、コレステロールの量が普通の人よりも少なく、
その為、細胞膜が病変を起こしやすくなっていることもわかっていますし、

実際、アルツハイマー病に罹っていた人の死後
その脳を調べたところ、アルツハイマーでない人の脳よりも
コレステロールの量が少なかったというデータもあります。

認知症、アルツハイマーだけではありません。

脳梗塞になった人の身体機能の回復度合いや
後遺症から見られる機能障害の多さについての調査によると
体内のコレステロール値が高い人ほど回復も早く、
機能障害も少ないというデータも公開されています。

脳梗塞を恐れてコレステロールを抑えた食事を続けていると
かえってよくない結果に、つながると指摘されているわけですね。

【うつ(セロトニンの分泌)とコレステロールの関係】

うつは、セロトニンの働きがスムーズにいっていないことで起こりますが、
セロトニンが無駄なくはたらく為には、セロトニンの受容体が細胞膜の表面に出てきて、
セロトニンをスムーズに受け取らなくてはいけません。

そして、セロトニンの受容体が細胞膜の表面に出てきやすいかどうかは、
コレステロールの存在が関係しています。

コレステロールの多い細胞膜では、
セロトニンの受容体が表面に出てきやすいからです。

コレステロール値が高い人は、うつ傾向が低くなり、
コレステロール値が低い人ほどうつになる割合が高くなったり、

ハッキリと病気の症状が出ていなくても
うつ傾向が強くなったりするということです。

セロトニンの取り込みが低下すると
暴力的になったりキレたりすることもわかっているので、
コレステロールは暴力の衝動を抑えるともいえます。

大人の体内には、約25gのコレステロールが、あるとされています。
そして、身体全体のコレステロール量の約4分の1を
脳内のコレステロールが占めているわけです。

それだけコレステロールは脳にとって大切な働きをしているのですが、
体の健康のことを考えて、肉や卵を控えたことが
うつや認知症につながっていたとしたら、年をとってからの食事については、
考え方を変えなくてはいけなくなるわけですね。

ただ、コレステロールがどのように脳内に入っていくかについては、
まだ完全に解明されていません。

コレステロールの材料に前駆体が脳内に入って脳の中でコレステロールになるという説や、
なんらかの情報物質が通って伝達され、そのことによって、脳内でコレステロールが
合成されるという説などがあります。

ですから、脳内のコレステロールを増やすために
この食品を食べましょうというところまでは、
残念ながら肯定できないということです。

しかし、その仕組みは解明されていませんが、、
体内のコレステロールが増えれば脳内のコレステロールも
増えることもわかっています。

コレステロールをいたずらに制限する食事をやめて
コレステロールが含まれている食品について
これからは、積極的におぎなうべきなのかもしれません。

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