INFORMATION TITLE【抗ミュラー管ホルモンとは?基準値は?数値が低いときは?】
「抗ミュラー管ホルモン」という言葉を聞いたことがありますか?
なじみのない言葉かもしれませんが、卵巣の状態を知る上では重要なホルモンです。
今回は、抗ミュラー管ホルモンについて、基準値や正常値はあるのか、検査数値が低いときに考えられることなどをご説明します。
【抗ミュラー管ホルモンとは?】
抗ミュラー管ホルモンは、発育過程の卵胞から分泌されるホルモンで、
略称を「AMH(アンチミューラリアンホルモン)」といいます。
女性は、卵胞の元となる「原始卵胞」を生まれつき持っています。
1回の生理周期ごとに15~20個の原子卵胞が同時に発育を始めますが、
成熟して排卵に至るのは、毎月1個だけ。
加齢とともに卵巣内の卵子はどんどん減っていき、
それとともに同時に発育する卵胞も少なくなっていきます。
つまり、一般的には、年齢が上がるほど抗ミュラー管ホルモンの量も減少していきます。
抗ミュラー管ホルモンの生理的な働きについては、
まだ明らかになっていない部分も多くありますが、
卵巣機能が低下していたり、年齢が高かったりすると、
分泌量が減少していくことがわかっています。
【抗ミュラー管ホルモンの量は検査で調べられるの?】
抗ミュラー管ホルモンは、「AMH検査」という血液検査で測定することができます。
AMH値が高いほど、卵巣内にたくさんの卵胞が残っていると推測できます。
AMH検査の結果によって、
排卵誘発剤の注射による卵巣刺激にどのくらい反応しそうか、
いくつくらいの卵胞が発育できそうか、といったことを推測できるため、
体外受精など不妊治療の進め方を検討するときの重要な材料となります。
AMH検査は、生理周期の時期に関係なく、いつでも受けることができます。
検査費用は病院によって異なりますが、
健康保険の適用外となるので5,000~10,000円ほどです。
【抗ミュラー管ホルモンの基準値は?】
抗ミュラー管ホルモンの量を表すAMH値は、
年齢を重ねるにつれて減少していくのが一般的ですが、
何歳でどれくらいの数値になるかは個人差があります。
そのため、「基準値」や「正常値」が明確に設定されているわけではありません。
検査によってわかるAMH値は、あくまでも卵巣の中に残っている卵子の目安であって、
妊娠しやすさをそのまま反映しているものではありません。
適切な不妊治療計画を立てたり、
卵巣刺激法の工夫をしたりするための参考として考えましょう。
【抗ミュラー管ホルモンの数値が低いと妊娠できないの?】
抗ミュラー管ホルモンの量について、明確な正常値や基準値がないので、
数値が高いか低いかを判断するのも難しいのですが、
病院では年齢別の平均値などをもとに判断されます。
数値が低い場合は「卵巣の中にある卵胞の数が減っている」と考えられますが、
「妊娠率が低い」こととイコールではありません。
AMH値が低くても卵子の質が良ければ妊娠できる可能性はあります。
年齢が上がるほど卵子の老化が進み、
どうしても質は低くなっていってしまうものなので、
AMH値が低く、年齢が高い場合は、
できるだけ早く不妊治療を始める必要があるかもしれません。
生理痛を無くしたり、体を整えることは整体でできますが、
年齢だけには勝てません。
早期決断、早期行動をオススメします。
【抗ミュラー管ホルモンの数値が高いと病気の可能性もあるの?】
「年齢がまだ若く、AMH値が高ければ安心」というわけでもありません。
抗ミュラー管ホルモンの数値が年齢のわりに高い場合、
「多嚢胞性卵巣症候群」の可能性も考えられ、検査が必要となります。
多嚢胞性卵巣症候群は排卵に影響が出る病気なので、
そのまま放置してしまうと不妊につながる恐れもあります。
AMH検査の結果、発症の可能性があると判断された場合、
詳しい検査を受けたうえで、症状に合わせた早めの対処をすることが重要です。
【抗ミュラー管ホルモンは不妊治療の検討材料】
抗ミュラー管ホルモンの数値は、妊娠率を判断するためではなく、
今後の不妊治療をどれくらい続けていけるかの参考にするために重要な材料となります。
AMH値が低いからといって、妊娠できないというわけではありませんが、
「受精できる可能性のある卵子が少ない」ということを意味するので、
ある程度年齢を重ねてから妊娠を望んでいる人は、
婦人科で一度検査をしておくことをおすすめします。
検査結果を踏まえた上で、なかさこ整骨院に体を整えに来られる方が
沢山いらっしゃいます。
検査結果があれば、お体を診させて頂く際の貴重な指針になります。
一度、ご相談だけでもお越しください。
【~仕事に対するビジョン~】
「本当の健康を一般化するには現代医療と代替医療が寄り添うこと。その間に入るのは自分しかいない。」
現代医療に足りないものは代替医療への理解と「人」を見ること。
代替医療業界に足りないものは現代医療への理解と医師との連携。
お互いが全く寄り添わないのです。
日本では何故か「病院が絶対で代替医療は怪しい」という雰囲気があります。
僕も柔道整復師になりたての頃はそう思っていました。
現代医療の中心である機器での検査や薬、手術は必要であるとは思いますが、
一方でその弊害に悩んでいる方々を多く見てきました。
今後は、代替医療に理解がある医師と連携し、
「安全に薬を減らすことができる」
「子供達のアレルギー治療に代替医療を取り入れる」
「現代医学的根拠も踏まえて、健康な子供を授かる女性の身体作りができる」
といった治療院を作ることが目標です。
それは、現代医療と代替医療の両方に足を踏み入れている私の使命だと思っています。
自分が生きている間に大きな流れは変えられないかもしれませんが、
足跡は残せると信じています。
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