INFORMATION TITLE【なぜ、ついつい食べ過ぎてしまうのでしょうか? そしてなぜ太ってしまうのでしょうか?】

【肥満の「炭水化物-インスリンモデル」】

私たちはなぜ、ついつい食べ過ぎてしまうのでしょうか?

なぜいつも空腹感を感じているのでしょうか?

そしてなぜ太ってしまうのでしょうか?

摂取カロリーと消費カロリーで考えていては本当の答えは見つからないでしょう。

食べ過ぎがカロリーオーバーとなって、
肥満に繋がっているとこれまでの医学や栄養学は考えてきました。

しかし、カロリー制限で多少の効果は得られても、空腹感に耐えられず、
脱落する人がほとんどです。そして体重は元の戻ります。

しかし、本当は食べ過ぎが最初にあるわけではなく、最初に起こることはあるものを食べることにより分泌されるホルモンが多くなることだという考えの方が現実に認められる状況に合致しています。

もちろん、食べるあるものというのは糖質であり、分泌されるのはインスリンです。

糖質を摂って、高インスリン状態となり、それが肥満を起こすのです。

それは、「炭水化物(糖質)-インスリンモデル」と言われています。

従来の視点で考えれば

【 過食→ 体脂肪増加→ 高インスリン分泌 】

でしたが、

炭水化物-インスリンモデルでは、

【 高インスリン分泌→ 体脂肪増加→ 過食 】

と考えます。

実際に糖質制限食がカロリー制限食よりも体重を低下させる効果が高く、そして何よりも長期にわたって持続可能であることは、この「炭水化物-インスリンモデル」を支持します。

これまでの糖質過剰摂取状態では、インスリンが大量に分泌されることにより、
摂取したエネルギー(ブドウ糖)は脂肪組織に閉じ込められ、
身体の要求を満たすために血流を循環しているエネルギーは少なくなります。

インスリン抵抗性が高くなれば、ブドウ糖は血流に乗って漂いますが、
今度は組織にエネルギーがなかなか届かない状態になります。

エネルギー(カロリー)は豊富な食事をしても、
エネルギーは間違った場所にいたり、利用することがしにくくなります。

その結果、身体はエネルギーの摂取量を増やす必要があります。

豊富なエネルギーを摂取しても我々はこれまで空腹だったのです。

糖尿病の患者さんを見ればわかるように、

1型でインスリンが分泌されない状態であれば、体重は減少し、
2型でインスリンが多く分泌されている状態では体重は増加します。

そしてインスリンを最も分泌するのは明らかに糖質です。

「炭水化物-インスリンモデル」正しい場合には、低炭水化物(糖質)で高脂肪食の食事をし、インスリン分泌を低下させることに重点が置かれます。

空腹が減り
満腹感が増し
代謝が速くなるため
エネルギー(カロリー)バランスが自然に調整されます。

今回の研究では、その「炭水化物-インスリンモデル」
を証明する遺伝的な証拠を提示しています。

いくつかの大規模な国際データベースを使用して、炭水化物を摂取した後に人がどれだけのインスリンを分泌するかを予測する遺伝子スコアを作成しました。

その結果、遺伝的に決定されたインスリン分泌は、非常に高い信頼性で、BMIを予測し、集団全体で潜在的に大きな影響を及ぼすことを見出したのです。
糖質を摂取してインスリンを分泌しやすい遺伝子の変異があるとBMIが高くなります。

身長が160~180cmで、平均より高いインスリン分泌の人の体重は、平均より低インスリン分泌の人よりも2.5~3.1kg多いのです。

ここで特に重要なのは、「逆の」関係がなかったことです。

つまり、遺伝的に決定されたBMIは、インスリン分泌を全く予測しなかったということです。
遺伝的に太りやすい遺伝子を持っていても、それはインスリン分泌の多さとは関連していません。

インスリンをできる限り分泌させないことが、

肥満を予防、改善する最も重要な要素であることは間違いありません。

食べ過ぎたから太るというよりも、糖質を摂り過ぎてインスリンが出過ぎたから太るのです。

同じカロリーを肉などのタンパク質と脂肪に置き換えて、
糖質を制限すれば、ほとんどの人は太りません。

「Genetic Evidence That Carbohydrate-Stimulated Insulin Secretion Leads to Obesity」

「炭水化物に刺激されたインスリン分泌が肥満につながるという遺伝的な証拠」より

<要約>
背景:肥満の炭水化物 – インスリンモデルの基本的な教えは、インスリン分泌が体重増加を引き起こすということである。しかしながら、空腹時高インスリン血症は、肥満によって誘発されたインスリン抵抗性によっても促進され得る。インスリン分泌が体重に及ぼす潜在的な因果関係を分離し推定するために、遺伝子変異を用いた。

方法:インシュリン分泌の変化の遺伝的手段(グルコースの経口摂取30分後のインスリン濃度(インスリン-30)として評価)を使用して、インスリン分泌とBMIの上昇との因果関係を推定した。

結果:より高い遺伝的に決定されたインスリン-30は、より高いBMIと強く関連し、肥満の因果的役割と一致した。他の遺伝的変異体を操作変数として用いた感度解析においても同様の正の関連が認められた。対照的に、より高い遺伝的に決定されたBMIはインスリン-30と関連していなかった。

結論:メンデルの無作為化分析は、肥満の炭水化物 – インスリンモデルと一致して、体重に対するグルコース刺激インスリン分泌の因果関係についての証拠を提供する。
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