INFORMATION TITLE【子宮が痛い‼右や左で痛みがあるときは病気のサイン?】
生理でもないのに子宮のあたりが痛くなると不安になりますよね。
そこには思わぬ病気が隠れていることもあります。
また、単純に下腹部が痛いのであれば「子宮が痛いのかな?」
と想像もつくのですが、左側が痛い、右に痛みを感じる、
などと左右に差があると不安に思う女性も多いようです。
そこで今回は、子宮の痛みの原因を中心に、左右での痛みの違いについても書いてみました。
【子宮が痛いとはどういう状態?ズキズキする?】
女性にとって大切な臓器のある下腹部、特に子宮あたりの痛みは気になりますよね。
女性が感じる子宮の痛みには次のようなものがあります。
● 刺されるようなチクチクした痛み
● 押されるような痛み
● ズキズキする痛み
● 掴まれるようなキュンとした痛み
● 急激な痛み
生理前はプロスタグランジンというホルモンが分泌され、
子宮の収縮を引き起こすため、子宮周辺が痛む人もいます。
また、妊娠初期症状としても腹痛を感じることもあり、
それらが原因の子宮の痛みであれば、自然と治まります。
ただし、生理や妊娠とは無関係に痛みを感じるときには、
あまり我慢せずに一度、婦人科を受診することをおすすめします。
どのような原因が考えられるのでしょうか?
【子宮の痛みの原因は?】
子宮を中心に下腹部痛を起こす原因には様々な病気の可能性が考えられます。
子宮筋腫や子宮内膜症が代表的なものですが、
子宮以外にも卵巣に関係する痛みが原因になることも。
今回は女性に特有の痛みを以下にご紹介しますが、
ほかにも、下腹部の右側が痛むときには虫垂炎(盲腸)
の可能性があることも覚えておいて下さい。
<原因1. 子宮筋腫>
あまりなじみのない病名かもしれませんが、実は40代女性の4人に1人、
ごく小さな腫瘍も入れたらかなり多くの女性が子宮筋腫を持つといわれています。
子宮は筋肉でできていて、筋肉の細胞が異常に増殖することによって
できた腫瘍を子宮筋腫と呼びます。
腫瘍自体は良性で害はないのですが、
この腫瘍が大きくなると、他の臓器を圧迫するなど、様々な症状が出てきます。
(症状)
腫瘍ができる箇所によって症状は異なりますが、
月経量が増える、月経にレバーのような血の塊が混ざる、便秘になる、
頻尿になる、腰痛が酷くなる、貧血になるなどがあり、
さらには妊娠しにくくなったり、流産しやすくなる恐れもあります。
(治療法)
大きく分けて、手術療法と薬物療法があります。
手術療法としては、腫瘍のみ、あるいは子宮全体を摘出する手術や超音波を使い
筋腫を小さくする手術のほか、腫瘍に栄養を送っている血管に詰め物をして、
腫瘍に行く血流を遮断する手術があります。
<原因2. 子宮内膜症>
子宮内膜症は、20~30代の女性を中心に増えており、40代で最も多い病気です。
子宮内膜またはそれに似た組織が、何らかの原因で、
本来あるべき子宮の内側以外の場所で発生し、発育する病気です。
月経血に含まれる子宮内膜組織の一部が卵管を通じて腹腔内に逆流し、
お腹の中に溜まることで発症する、という説もあります。
月経期には、子宮以外の場所に発生した子宮内膜の細胞も剥離・出血することによって
、古い血液のたまった腫瘍(チョコレート嚢腫)を形成したり、炎症を起こしたりします。
(症状)
病巣ができる箇所によって痛みや症状は異なりますが、
月経量が増える、月経以外の出血、腰痛、性交痛、生理痛などがだんだんひどくなる
ことがあります。また、妊娠しにくくなる恐れもあります。
(治療法)
手術療法と薬物療法があり、場合によっては併用することがあります。
治療が遅れると、骨盤腹膜炎や不妊症の原因となったり、
卵巣がんを発症するリスクもあるため早期治療が大切です。
【原因3. 子宮付属器炎】
子宮付属器というのは、卵巣と卵管のことを指し、
そこに炎症が起こることを子宮付属器炎といいます。
付属器以外にも炎症が拡大すると、
骨盤腹膜炎や汎発性腹膜炎と名称が変わりますが、
いずれも膣炎やクラミジアなどが原因で、
子宮頸管から子宮内膜、卵管、卵巣へと感染が広がることにより、
骨盤内に強い炎症を引き起こします。
(症状)
子宮の左右の痛み(下腹部痛)、熱が出る、気分が悪くなる、
嘔吐などの症状が現れることがあります。
また、不妊の原因になる可能性があります。
(治療法)
基本的には、薬物治療を行います。
適切な治療をせずに放置すると、どんどん炎症が拡大し、
手術が必要になることもあるので注意が必要です。
【原因4. 卵巣嚢腫】
卵巣に腫瘍ができる病気で、腫瘍の性質によりいくつか分類されます。
漿液性の水やゼリー状のものなどが溜まるものや、
髪の毛や歯、骨、皮膚、脂肪などが溜まるものもあります。
腫瘍が大きくなると、その重みで卵巣がねじれてしまい、急激な痛みを引き起こします。
また、ねじれたことによって血行が悪くなり、卵巣が壊死してしまうこともあります。
(症状)
腫瘍ができる箇所によって症状は異なりますが、
腰痛、子宮の左右の激しい痛み(下腹部痛)、下腹部の膨満感、嘔吐などが見られます。
しかし、卵巣は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど自覚症状が出にくいので、
検診を受けて初めて腫瘍が見つかることも多くあります。
(治療法)
手術療法になります。
卵巣腫瘍の大きさや内容によって手術方法や費用も変わります。
【子宮の左右で痛みが違うことも?原因は?】
下腹部で感じる子宮の痛みも、
体の中心から右の方、左の方と偏った場所で痛みを感じることもあります。
特に卵巣は左右に一つずつあり、
どちらか一方で痛みの原因となる卵巣腫瘍や卵巣嚢腫茎捻転などの症状が発症しており、
片方だけ痛みを感じる、ということもあるようです。
いつもと違って子宮が痛いと感じたら、婦人科の先生に相談をして下さい。
通常感じるような生理痛や腹痛とは違う痛みを子宮のある下腹部で感じたら、
我慢せずに婦人科を受診しましょう。
我慢して病気の発見が遅れると不妊の原因になるなど、悪化してしまうこともあります。
もしかしてという心配があればすぐに婦人科の先生に相談してくださいね。
_________________________________________________
■お身体に不安のある方はお気軽にご相談下さい
■土曜日も1日診療
☆交通事故・むちうち、まずは無料相談
☆体質改善・ダイエット無料カウンセリング
_________________________________________________
■JR大阪駅 御堂筋出口 徒歩10分
■阪急梅田駅 茶屋町出口 徒歩6分
■阪急中津駅 西出口 徒歩4分
■御堂筋線中津駅 5番出口 徒歩1分
_________________________________________________
なかさこ整骨院 受付時間 10:00-20:00【予約制】
■大阪市北区中津1-2-21 共栄ファイブビル2階
■☏ 06-6375-7700
■✉︎ info@nakasako-bodyworks.com
■LINE@ID @hvj9094m